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日本ツアーは「主戦場」から「経由地」へ 2年連続での韓国勢1勝が意味するもの【記者の目】

日本ツアーは「主戦場」から「経由地」へ 2年連続での韓国勢1勝が意味するもの【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年10月23日 13時32分

今季初優勝を挙げた今平周吾(左)、米ツアーに進出したイム・ソンジェ 近年の日本ツアーに“グローバル化”の波?(撮影:佐々木啓、GettyImages)
今季初優勝を挙げた今平周吾(左)、米ツアーに進出したイム・ソンジェ 近年の日本ツアーに“グローバル化”の波?(撮影:佐々木啓、GettyImages)
今季は日本の若手がツアーで大活躍をしている。国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」では重永亜斗夢、その後も秋吉翔太出水田大二郎星野陸也稲森佑貴といった20代の初優勝が目立っている。加えて時松隆光、先週の今平周吾といったツアー優勝経験者も強さを見せている。

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そんななかで、ツアーにある変化が起きている。韓国勢の元気がないのだ。今季は「中日クラウンズ」を制した欧米ツアー帰りのY・E・ヤンの1勝のみ。昨年も「フジサンケイクラシック」に勝利したH・W・リューの1人。近年の勝利数から見れば、明らかな数字の落ち込みだ。

2010年以降で見ると、キム・キョンテとベ・サンムンの2トップが韓国勢を牽引。過去9年の韓国勢の勝利数は以下の通りだ。

2010年:3勝
2011年:7勝
2012年:7勝
2013年:3勝
2014年:4勝
2015年:6勝
2016年:8勝
2017年:1勝
2018年:1勝※ブリヂストンオープン終了時点

キョンテは16年5月を最後に勝利から離れ、サンムンは米ツアーに渡った。その2トップの後を追うように出てきた選手たちが勝利を重ねていたのだが、それもこの2年間はストップした。
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