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【勝者のギア】パット巧者の大砲・出水田大二郎の初優勝ギア「軽いシャフトで振りやすくなった」

【勝者のギア】パット巧者の大砲・出水田大二郎の初優勝ギア「軽いシャフトで振りやすくなった」

所属 ALBA Net編集部
長岡 幹朗 / Mikoro Nagaoka

配信日時:2018年8月27日 14時53分

ツアー初優勝を挙げた出水田大二郎 25歳に飛躍の気配が漂っている
ツアー初優勝を挙げた出水田大二郎 25歳に飛躍の気配が漂っている (撮影:佐々木啓)
RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント 最終日◇26日◇芥屋ゴルフ倶楽部(7,151ヤード・パー72)>

わずか50cmのパーパット。だが、打つ本人は震えていた。レギュラーツアーで初めてのウイニングパットに手の震えは止まらず、「もう(震えは)止まらないと思って」と打った球はカップに収まり、出水田大二郎がプロ転向8年目でうれしい初優勝を挙げた。

【写真】仲間たちに手荒い?祝福を受ける出水田

183センチ、83キロ。ドライビングディスタンスはツアー10位の大砲(平均296.15ヤード)だが、これはオフにシャフトを軽く(60グラム台に)してさらに飛距離が伸びた結果だとか。本人いわく「振りやすくなった。飛距離にして5ヤードくらい伸びていると思う」。

またアイアンを新作に替えたのは7月の「長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップ」から。ロングアイアンとそれ以下で2つのモデルをコンボさせるのは前作から同じ。「3I〜5Iはフルキャビティにしています。楽に球が上がるので、グリーンを狙うのにはフルキャビディのほうがいいかと思って」。

ダンロップの担当者は「距離をきっちり合わせる目的でこのセッティングですね」。また、セッティングの全体的な傾向として「出水田プロはフェーダーなので、つかまえつつもフェードで戻ってくるセッティングにしています」とのこと。

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