好プレーの理由についてはショット、パットのかみ合わせを挙げた。「ティショットがカギで自信を持ってドライバーを打てた。このコースは距離的に合っていると思うし、グリーンのスピードも悪くない。ラウンド途中はスコアボードを見ていなかったのでとても驚いている。とにかくもっとバーディチャンスを増やそうと思っていた」。ドライバーにいい感触を持てたことで、海外試合での自己ベストとなる1日9アンダーをマークした(※“63”は2016年「ANAオープン」の初日以来)。
コースコンディションを考えれば最終日も伸ばしあいが見込まれる。「このコースではみんないいスコアを出しているし、自分のゴールに集中して、一打一打にだけフォーカスしたい」と石川が語るように、再びのビッグスコアが求められる。石川と同順位の谷原、“66”でトータル12アンダー・11位に浮上した宮里はもとより、首位と4打差の池田にも十分チャンスあり。日本勢によるど派手な優勝争いを期待したい。