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一時はシード落ちも覚悟した40歳男子プロが9年ぶりの優勝 そのジュニア時代を指導していたコーチは「気が付き、決断し努力を重ねた結果」だと称賛

ティーチングプロの堀尾研仁が自身のインスタグラムを更新。「ダンロップフェニックス」で優勝した塚田よおすけについて語った。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年11月25日 16時31分

2016年の「全英オープン」に参戦した塚田よおすけと見守る堀尾研仁【写真:堀尾研仁のInstagram(@kenji.horio)より】
2016年の「全英オープン」に参戦した塚田よおすけと見守る堀尾研仁【写真:堀尾研仁のInstagram(@kenji.horio)より】

ティーチングプロの堀尾研仁が自身のインスタグラムを更新。先週「ダンロップフェニックス」で9年ぶりにツアー2勝目を飾った塚田よおすけについて語った。

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「彼も今年40歳になり、今年のここまでの成績は来期のシード権圏外。みんな、今年が彼の最後の年になるだろうと思っていたはず。ボクもそうなるのかなと思っていた」と書き始めた投稿。

「でも、その反面、まだやれるはずという思いでもいた」と気持ちはすぐに前向きに。その理由として挙げたのは3年前から取り組んできた「大きなスイング修正」だった。堀尾は塚田のジュニア時代と初優勝をした当時にコーチを務めていたため、今は指導をしてはいないものの、常に遠くから見守り続けてきたからこそ、その変化にも気付いていたという。

3年前に車中で話していたのをきっかけにレッスンをしたこと(その謝礼はビッグマックセットとお釣りの金券だったそうだ)や、その後に女子プロの飯島茜の下でスイングの修正に取り組んできたことを紹介。それでもなかなか結果には結びつかず、シード落ちも覚悟した時に掴んだ優勝だった。

そして「ボクが何を言いたいかというと」と前置きをすると、「今回の優勝はラッキーではなく、これまで3年間の努力が実ったということ」「何かを変えるには、時間がかかる。ほとんどのゴルファーは、一瞬でゴルフを変える方法を探している」「正直、そんなものは無いし、あったとしても長続きはしない」と自身のゴルフ信条を吐露。そして塚田の優勝は「37歳にして気が付き、決断し努力を重ねた結果」だと称賛した。

最後に「ジュニア時代、緊張感に耐え切れず関東ジュニアを仮病で休んだあの子が、ダンロップフェニックストーナメントで勝つ日が来るなんて、人生はわからないものだ」と飛び切りの裏話を披露すると、あらためて「よおすけ、本当におめでとう」とお祝いの言葉で投稿を締めくくった。

堀尾研仁のInstagram【@kenji.horio】

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