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ゴルファーの大敵! 冬の筋肉カチコチ問題は「ロッカールーム・ストレッチ」で解消できる

冬の朝は寒くて体がカチコチ。解消しようとショット前にアキレス腱を伸ばしたり、腕を回したりするが、実は時すでに遅し。朝イチショットの成否は、ロッカールームでのウォームアップ&ストレッチにかかっているぞ。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2026年2月6日 18時30分

ショットの直前に慌ててほぐそうとしても遅い。ストレッチはロッカールームで準備しているタイミングで行うのが良い(イラスト/中村知史)
ショットの直前に慌ててほぐそうとしても遅い。ストレッチはロッカールームで準備しているタイミングで行うのが良い(イラスト/中村知史)

■ティーイングエリアでのストレッチは逆効果!?

冬は血流が滞り、筋肉は冷えて弾性が落ちる。スイングしにくいと感じている人は多いだろう。

「寒いと関節のクッション材である関節液の粘度も上昇。さらに体は熱を逃がさないよう縮こまるため、肩甲骨周りや背中が硬直。スイングは小さくなり、再現性も下がります」

そう話すのは、アスリートのコンディショニングにも詳しいピラティストレーナーのmieyさん。筋肉をほぐそうと、スタート前にストレッチするゴルファーは多いが……。

「寒い屋外でカチコチの筋肉を伸ばすのは逆効果です。十分に伸びないうえ、筋肉を傷つけケガの原因にもなります。オススメは、スタート前のロッカールームでのストレッチ。血流が上がりやすく、筋肉もスムーズに反応します。外に出る前に、動ける体に整えていきましょう」

■可動域アップの始点は足裏の筋膜ほぐし

筋肉をほぐす前に、アプローチしたいのが筋膜だ。

「筋膜は、筋肉を包む薄い膜のような組織で、足裏から全身の筋肉をつないでいます。筋膜が硬くなると、筋肉は伸びにくくなるという特性が。そこでまず足裏の筋膜をほぐして、全身をほぐれやすくするんです」

足裏の次は、下半身から肩甲骨周り、次に背中の順でほぐすのがスムーズだという。

「血流が滞りやすい下半身から整えることで、体の土台が安定。そのうえで上半身をほぐすと、効率良く血流が促されます。今回紹介するストレッチは、通して行っても10〜15分ほど。習慣にすれば、年齢に負けないしなやかな体を保てます。ゴルフを長く楽しむためにも、ぜひ毎日のルーティンに取り入れてみてください」

全身の筋膜を緩める「足裏 ボールコロコロ」

ゴルフボールに乗り、足裏でボールをコロがす。刺激するのは親指側の土踏まずからカカト(内側アーチ)、小指側の土踏まずからカカト(外側アーチ)、親指の付け根から小指の付け根(横アーチ)の3ライン。片足30秒ずつほぐそう。

ゴルフボールに乗り、足裏でボールをコロがす。内側アーチ、外側アーチ、横アーチの3ラインを刺激するように動かす(写真/山上忠)

ゴルフボールに乗り、足裏でボールをコロがす。内側アーチ、外側アーチ、横アーチの3ラインを刺激するように動かす(写真/山上忠)

◇フットローラーを使うとほぐしやすい
100円ショップなどで買えるフットローラーが便利。親指側に体重をかけてコロコロ、小指側に体重をかけてコロコロ刺激すればOK。
※足裏ほぐしを行う際は、筋肉を痛めやすいので、必ず靴下を着用してください。撮影では、動きが分かりやすいよう裸足で行っています。

100円ショップなどで買えるフットローラーを使ってコロコロと足裏を刺激するのもオススメ(写真/山上忠)

100円ショップなどで買えるフットローラーを使ってコロコロと足裏を刺激するのもオススメ(写真/山上忠)

さらに血行を促進! ふくらはぎをほぐす「壁おじぎ」

壁に向かって立ち、足を前後に広げる。前足のツマ先を上げて足裏を壁につけたら、背中を真っすぐ伸ばしたまま上半身を倒して5秒キープする。
壁に向かって立ち、足を前後に広げる。足先が外に向かないように前足を壁につけたら、背中を真っすぐ伸ばしたまま上半身を倒して5秒キープ(写真/山上忠)

壁に向かって立ち、足を前後に広げる。足先が外に向かないように前足を壁につけたら、背中を真っすぐ伸ばしたまま上半身を倒して5秒キープ(写真/山上忠)

ふくらはぎとスネを刺激「壁背伸び」

壁に両手をついて立ったら、まずはカカトを上げて5秒キープ。続いてツマ先を上げて5秒キープする。これを3セット行う。

壁に両手をつき、カカトを上げて5秒キープ。次にツマ先を上げて5秒キープする。これを3セット(写真/山上忠)

壁に両手をつき、カカトを上げて5秒キープ。次にツマ先を上げて5秒キープする。これを3セット(写真/山上忠)

アクティブストレッチで股関節を動かす「足上げブランコ」

壁のヨコに立ち、壁に手をつく。壁と反対側のヒザを曲げ、太モモが床と平行になるまで引き上げたら、ゆっくりと足を後ろへ引く。勢いで振らず、股関節から動かすイメージで15往復。

壁のヨコに立ち手をつく。壁と反対側のヒザを曲げ、太モモが床と平行になるまで上げたら、ゆっくりと足を後ろへ引く。常に骨盤を真っすぐ立てることを意識(写真/山上忠)

壁のヨコに立ち手をつく。壁と反対側のヒザを曲げ、太モモが床と平行になるまで上げたら、ゆっくりと足を後ろへ引く。常に骨盤を真っすぐ立てることを意識(写真/山上忠)

朝イチから高いトップが作れる「胸くるりん」

壁のヨコに立ち、足を前後に開く(壁側の足が後方)。次に壁側の腕を高く上げ、手のヒラを壁につけて胸を外に開き、5秒キープ。3回繰り返したら、手の位置を頭の高さ、さらに肩の高さへと下げ、同様に胸を外に開く。

壁のヨコに立ち、足を前後に開く。壁側の腕を高く上げ、手のヒラを壁につけて胸を外に開き、5秒キープ。このとき、腰を反らないように注意(写真/山上忠)

壁のヨコに立ち、足を前後に開く。壁側の腕を高く上げ、手のヒラを壁につけて胸を外に開き、5秒キープ。このとき、腰を反らないように注意(写真/山上忠)

バックスイングがスムーズに! 肩甲骨のこわばりをほぐす「壁時計」

壁のヨコに立ち、足を前後に開く(壁側の足が後方)。壁側の腕を前に伸ばして手のヒラを壁につけたら、ゆっくりと壁についた腕を後ろへ回す。3周繰り返そう。痛みを覚えたら無理せず、そこでストップ。再度スタート位置に戻って回そう。

壁のヨコに立ち、足を前後に開いたら、壁側の腕を前に伸ばして手のヒラを壁につけ、ゆっくり腕を後ろへ回す(写真/山上忠)

壁のヨコに立ち、足を前後に開いたら、壁側の腕を前に伸ばして手のヒラを壁につけ、ゆっくり腕を後ろへ回す(写真/山上忠)

飛距離をキープ! 背中を刺激する「腕オープン」

壁の横に立ち、足を前後に開く(壁側の足が後方)。両腕をそろえて体の前に伸ばしたら、ゆっくりと壁と反対側の腕を開き、手の甲を壁につける。痛みを感じたところで止めてOK。3回繰り返そう。

壁のヨコに立ち、足を前後に開く。両腕をそろえて体の前に伸ばしたら、ゆっくりと壁と反対側の腕を開き、手の甲を壁につける(写真/山上忠)

壁のヨコに立ち、足を前後に開く。両腕をそろえて体の前に伸ばしたら、ゆっくりと壁と反対側の腕を開き、手の甲を壁につける(写真/山上忠)

ラウンド中は「カンタン全身連動」で動ける体をキープ

背中に軽く力を入れながら股関節を動かすなど、複数の関節を同時に使う動きは、全身の筋肉を短時間で温めるのに最適。ショットの合間に取り入れて、体を冷えからガードしよう!

両手でクラブを持ち、肩にシャフトを当てる。そのまま足を前後に大きく広げる。背中を真っすぐキープしたまま、ヒザを曲げて腰を真下に落とす。腰を落としたまま胸と目線を前足側にひねる。これを5回繰り返す(写真/山上忠)

両手でクラブを持ち、肩にシャフトを当てる。そのまま足を前後に大きく広げる。背中を真っすぐキープしたまま、ヒザを曲げて腰を真下に落とす。腰を落としたまま胸と目線を前足側にひねる。これを5回繰り返す(写真/山上忠)

【解説】
mieyさん
みー/骨格矯正ピラティス指導者。自身のダイエットを期にピラティストレーナーの資格を取得。全国にピラティススタジオを5店舗展開しつつ、トレーナー・講師としてアスリートからダイエットしたい女性まで、幅広く指導している。『股関節ムーブ』(Gakken)など著書多数。

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