3日、千葉県の千葉バーディクラブで、アディダスジャパン主催の『SS26 ADIPOWER メディア イベント』が開催された。イベントには同社の代表取締役の・萩尾孝平氏、ゴルフBUヘッド・和田貢一氏、プロダクトマーチャンダイジングアシスタントマネージャーフットウェア・森悠馬氏などが出席し、新作シューズを発表。ドラコンプロや元野球選手らも参加し、会場は大いに盛り上がった。
今回、“飛距離向上をサポートするシューズ”として、一般社団法人日本プロドラコン協会(JPDA)が、アディダスゴルフの新作シューズで、“パワーと強さ”を象徴する『ADIPOWER 26 SL(アディパワー)』を認定。イベント序盤には、同協会の代表理事・松谷伸次氏、ドラコンプロの嘉数舞美、梅田日陽(うめた・ひよ)が登場し、トークショーを行った。
松谷氏はJPDAについて、「JPDAは日本の会員数が現在1000名おり、賞金総額は年間で約2000万円。世界のドラコン団体の中でも一番大きな団体として活動しています。僕たちはゴルフにつながるドラコンとして、ただ飛ばすだけではなく、コントロールを重視した飛距離を追求しています。ツアープロに負けない、それ以上の形で頑張っています」と説明した。
同団体は設立から12年。これまで最大の武器となるドライバーのヘッドやシャフトについては「飛距離の追求を徹底してやってきた」が、この12年間で「シューズに関しては一度も目を向けたことがなく、ファッションの一部のように捉えていた」と振り返る。
今回、アディパワーを履いて衝撃を受けたのは、「シューズが変わるだけで、こんなにも変わる」という点。特に強く印象に残ったのが「インパクトが強くなった」ことだった。「シューズが変わるだけでこのような結果になるというのは、僕たちドラコン選手からすると、また新たなギア以外の目線というか、目からウロコでした。これからはシューズにも目を向けて、パフォーマンスを上げていかないといけないと思いました」と語り、飛ばしのプロたちから“お墨付き”を得た。
さらに、嘉数と梅田がイベント前に実施したシューズ検証の一部映像も公開。嘉数は従来のシューズではボールスピード61m/s、キャリー237ヤードだったのに対し、ADIPOWER 26 SLではボールスピード63m/s、キャリー246ヤードと数値が向上。地面反力も167%から173%に上がっていた。
梅田も、ボールスピード68m/s、キャリー267ヤードから、スピン量はほぼ変わらないまま69m/s、キャリー280ヤード(総距離302ヤード)に伸び、「こんなに違う!? シューズのおかげですよね。スイングも何も変えてないですもん!」と驚きを見せた。
嘉数は新作シューズについて、「履いた瞬間に足全体にしっかりフィットする印象がありました。スイング中も靴の中でブレずに振れることを実感しましたし、ラウンド中でもしっかり振ってもズレない。インパクト時に“壁”を感じられて、それをボールに伝えられるので、しっかり押し出せる印象です。歩き疲れしにくく、とても履きやすい。ドラコンの試合はアディパワーで戦います!」と大満足の様子だった。
総距離300ヤード超えのショットを披露した梅田も、「以前からアディダスのシューズを履いていますが、安定感が全然違います。ドライバーでは“ぎゅっ”と踏み込む感覚があるんですが、土踏まずでしっかり踏ん張れる。私の中では飛距離が上がる印象でした。これからのドラコンの試合ではアディパワーを履いて出たいと思っています!」と話した。
また、トークショーには登壇しなかった世界大会への出場経験がある松本一誠もイベントに参加し、18ホールを回った。ラウンドでは、約370ヤードのパワフルショットを見せるなど、基本的にドライバーの次に打つのは56度のウェッジショット。飛ばしのプロのすござを見せつけた。
元プロ野球選手では、元ソフトバンクホークスの和田毅氏、元中日ドラゴンズの中島裕之氏、元ヤクルトスワローズの内川聖一氏が参加。新作シューズを履いてラウンドした内川氏は「動かせるところは動かせるのに、硬いところは硬い。男性でいうと、結婚式などで履く靴はどれも硬い。アッパーもクッションもソールもしっかりしていて、それと運動靴を合わせたような感じです。前面硬いか、やわらかいかというシューズしか知らなかったけど、こういうふうに合わせ技もできるんですね」と好印象だった。
JPDAがシューズを認定するのは今回が初めて。その記念すべき初のサポートモデルに、アディパワーが選ばれた。(文・高木彩音)
