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2019年ゴルフ新ルールはここが変わった!〜ペナルティーエリアではこのルールをおさえよう〜

2019年ゴルフ新ルールはここが変わった!〜ペナルティーエリアではこのルールをおさえよう〜

配信日時:2019年2月13日 12時00分

ゴルフのルールは2019年から大幅に改定された。新ルールで新たなエリア名称となった、ペナルティーエリアでおさえるべき新ルールの救済方法を紹介しよう。

ペナルティーエリアには池やクリークだけでなく、ブッシュや崖もエリアに含まれるケースがある

ペナルティーエリアは、旧ルールでのウォーターハザード(海、川、池、溝、排水路など。水の有無は無関係)だけでなく、崖やブッシュ、密生した森、岩場など、ボールを捜すのが困難で、たとえ見つかってもプレーできないエリアのこと。

ボールがペナルティーエリアにある場合は、

1.あるがままに打つ
2.1罰打でペナルティーエリア外にドロップ

以上2種類のいずれかを選ぶ。なお、異常なコース状態による障害、ボールが地面に食い込んでいる、アンプレヤブルによる各救済は受けられない(規則17.1参照)。

ペナルティーエリアに入った場合の対処法

1.あるがままに打つ
⇒ジェネラルエリアにあるボールと同じ規則に基づいて、そのまま打つ。地面にソールをする、ルースインペディメントを取り除く、テークバックで水面に触れるなどの行為に罰はつかない。

2.1罰打のうえ、ペナルティーエリア外にドロップする(1〜3より選択)
⇒ペナルティーエリアは、旧ルールのウォーターハザードと同じ処置ができるイエローペナルティーエリア(救済方法は1と2の2つ)と、同ラテラルウォーターハザードと同じ処置ができるレッドペナルティーエリア(救済方法は1〜3の3つ)がある。


イエローペナルティーエリアの球に対する救済
(写真:2019年ゴルフ規則より)

(写真:2019年ゴルフ規則より)

1:元の位置に戻って、1クラブレングス以内にドロップ
2:ペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、ホールと基点を結ぶ延長線上に1クラブレングス以内にドロップ

レッドペナルティーエリアの球に対する救済
(写真:2019年ゴルフ規則より)

(写真:2019年ゴルフ規則より)

1:元の位置の戻って、1クラブレングス以内にドロップ
2:ペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、ホールと基点を結ぶ延長線上に1クラブレングス以内にドロップ
3:ペナルティーエリアの境界を横切った地点を基点に、そこから2クラブレングス以内でホールに近づかない救済エリアにドロップ(同じペナルティーエリアでなければどこでもいい)。

※何も表示のない水域はレッドペナルティーエリアとみなす。
※旧ルールでは、救済を受けるエリアの対岸から打つという選択肢があるが、新ルールではなくなる。

【ドロップ時の注意】
救済エリアに2つ以上のコースエリアがある場合、ドロップしたボールが最初に落ちたエリア内に止まらなければいけない。例えば、救済エリア内にジェネラルエリアとバンカーがある場合、ジェネラルエリアに落ちてから転がってバンカー内に止まったら再ドロップとなる。

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