冬の朝は寒くて体がカチコチ。解消しようとショット前にアキレス腱を伸ばしたり、腕を回したりするが、実は時すでに遅し。朝イチショットの成否は、ロッカールームでのウォームアップ&ストレッチにかかっている。
冬は血流が滞り、筋肉は冷えて弾性が落ちる。スイングしにくいと感じている人は多いだろう。
「寒いと関節のクッション材である関節液の粘度も上昇。さらに体は熱を逃がさないよう縮こまるため、肩甲骨周りや背中が硬直。スイングは小さくなり、再現性も下がります」
そう話すのは、アスリートのコンディショニングにも詳しいピラティストレーナーのmieyさん。筋肉をほぐそうと、スタート前にストレッチするゴルファーは多いが……。
「寒い屋外でカチコチの筋肉を伸ばすのは逆効果です。十分に伸びないうえ、筋肉を傷つけケガの原因にもなります。オススメは、スタート前のロッカールームでのストレッチ。血流が上がりやすく、筋肉もスムーズに反応します。外に出る前に、動ける体に整えていきましょう」
まずほぐすべきは「足裏」だとmieyさん。ストレッチ前に足裏を刺激することで、血流が良くなり筋肉が伸びやすい状態に整うという。
■全身の筋膜を緩める「足裏 ボールコロコロ」
ゴルフボールに乗り、足裏でボールをコロがす。刺激するのは親指側の土踏まずからカカト(内側アーチ)、小指側の土踏まずからカカト(外側アーチ)、親指の付け根から小指の付け根(横アーチ)の3ライン。片足30秒ずつほぐそう。
◇フットローラーを使うとほぐしやすい
100円ショップなどで買えるフットローラーが便利。親指側に体重をかけてコロコロ、小指側に体重をかけてコロコロ刺激すればOK。
【解説】
mieyさん
みー/骨格矯正ピラティス指導者。自身のダイエットを期にピラティストレーナーの資格を取得。全国にピラティススタジオを5店舗展開しつつ、トレーナー・講師としてアスリートからダイエットしたい女性まで、幅広く指導している。『股関節ムーブ』(Gakken)など著書多数。
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