トッププロも使用するというウワサ
それほど「バーティカルバランス」に優位性があるならば、なぜツアープロが試合で使わないのだろうか? そんな疑問をイーデルゴルフの主宰、デビッド・イーデル氏に聞いてみたところ、「そもそも髪が短い人は、床屋に行く必要はない」と言われた。これは、フェースが開閉するパターで上手く打てる人は、わざわざ変える必要はないという意味らしい。であれば、恩恵を受けるのはむしろアマチュアゴルファーだと言えそうだ。
そんなことを思っていると、日本でも人気の高いブラント・スネデカーが『トゥアップ』パターを試合で使うという情報が入ってきた。スネデカーが使用するのはマレット型の「#9」。愛用するパター『ロッシー』を、かれこれ10年以上使っているスネデカー。トゥが上を向くパターで、成績もさらに上向きといくだろうか。