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全番手同じ振動数!?ワクチンコンポの『フラットフレックス』が超やさしい件

先日(株)グラビティーの『ワクチンコンポ』シリーズの新製品試打会に行ってきました。なにやら、新しい考え方のシャフトだというのですが…。これが想像よりもかなり良かった!

配信日時:2018年6月8日 11時54分

ターゲットはゼクシオユーザー。パワーの落ちたシニアに◎

基本、フレックスSで振動数228cpm前後のシャフト設計です。うん、ゼクシオユーザー以下のゾーン狙いですね!

基本、フレックスSで振動数228cpm前後のシャフト設計です。うん、ゼクシオユーザー以下のゾーン狙いですね!

筆者 「もっと本音で言うとね、この『フラットフレックス』はボクには必要だけど、使いたくないんですよ。なぜなら、元々スイングの出力が大きい上に、そのエンジンの限界値を引き上げ続けようとするのがボクでしょ。そういう人間にとって、『フラットフレックス』は、ある種、出力を抑えなきゃいけないストレスがあるんです。それが曲がりやミスを減らすことは分かっているんですが、やりたくないことなんで……」

P編 「まどろっこしいよ。単純に、マン振り馬鹿なだけだろ? おっと、タックルはさせないぞ!」

筆者 「……。(最初からタックルされる前提で話すのやめて…)」

筒 「長岡さんは、天の邪鬼を絵に描いたような人ですからね。スコアが出ることの反対、つまりバカばかりやろうとしますよね…。あっ、タックルはやめてくださいよ(バカとしか言い様がない…)」
筆者の1Wは275cpm、そりゃストレス溜まりますよ…

筆者の1Wは275cpm、そりゃストレス溜まりますよ…

筆者 「ぐぬぬ……(怒)なんかね、この『フラットフレックス』って、振り心地が全番手で統一されているじゃないですか。これは、ある種ガイドな気がするんです。【この出力で打ちなさい】って。だからこそ、そのガイド通りに振ってる限り、まったくミスが出ないんです。でも、それがボク的にはつまらない。出力のふれ幅が大きい中で、一か八かの出力コントロールをするのがボクのゴルフなので。でも、世の中のゴルファーとは考え方が真逆なんでしょうね…」

筒 「自分がバカで間違ってると分かってるなら直しましょうよ。それに、多くのシニア世代にとっては、出力の上限が落ちてくる一方なんです。出力の限界値を上げられるとも思っていません。そういう人ほど、出力が毎ショット安定しています。そういう人が『フラットフレックス』のガイドを使うとどうなると思います?」

P編 「どう思うんだ? 本音で言ってみろ!」

筆者 「ぐぬぬ……グキキキ……。あ、安定する。さらに安定するに決まってるでしょ!!(言わせんな、恥ずかしい)」

筆者 「でも、全番手で揃えるなんて、財布が痛む!」

(ヘタレ)編集K。先日、『ゼクシオフォージド』がドハマリした男は「フラットフレックス最高!」なのだとか…

(ヘタレ)編集K。先日、『ゼクシオフォージド』がドハマリした男は「フラットフレックス最高!」なのだとか…

筒 「その実例だったのが、この間『ゼクシオフォージド』アイアンにハマった(ヘタレ編集)Kさんですよね。彼も『フラットフレックス』を打って、感動してたでしょう?【全然ミスが出ない…、どうして?】って。Kさんもそうなんですが、技術やパワーはありません。そして、普段オーバースペックのクラブを使っているからこそ、出力を抑えて安定させなきゃいけないはずが、マイクラブで出来ないんです。

たくさんゴルファーを見ていますが、そんな人が大半ですよ。若いプロゴルファーのレッスンや技術に憧れる気持ちがあったとしても、シニア世代の人にとって、誰も真似よう、真似られるとは思いません。自分の現状を知った上で、スコアをよくしたいだけです。クラブスペックが変化することによって無意識に起きる【出力の変化によるミス】を避けられるのが、『フラットフレックス』の最大の利点ですよ」
13本シャフトを替えたら、軽く50万近くいくじゃん…(泣)

13本シャフトを替えたら、軽く50万近くいくじゃん…(泣)

筆者 「分かるけどさぁ、これ、全番手に採用しなきゃ意味がないでしょ?いくらかかるんですか。価格は従来同様とはいえ、DR80,000円、FW60,000円、UT40,000円、IR30,000円に税金がかかるんですよ?」

筒 「長岡さんって、9番アイアンが得意ですよね?じゃあ、6番アイアンは得意ですか?9番と同じ出力で振れます?そして、6番アイアンが苦手な理由は、【出力を変えないと打てない】ことじゃないんですか?

筆者 「……。(何も言えねぇ…)」

P編 「長いクラブだけじゃなく、アマチュアの我々は短いクラブでも力むだろう?結局、バッグの中の全番手が得意クラブなんてことはあり得ないわけさ。誰にとっても。特に長くなるほどアマチュアは打ちこなしづらくなるところが、『フラットフレックス』は、そこも加味した上で、振り心地を統一した上で、球を上げる性能まで見越して物が作られているということだ。長岡、おとなしく50万おろして来い!」

筆者 「嫌だっ!ボクのゴルフは博打でいいんです!50万も引き出したら、タックルどころか、嫁さんに刺される!!!」

P編&筒 「……。(ダメだこりゃ)」


Text/Mikiro Nagaoka

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