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入射角が【浅い】と【深い】で、合うアイアンは変わるはず。なぜだ…『謎プロト』と悩む…

唐突ですが、ミズノプロの『謎プロト』に次ぐ、エースアイアン候補に出会ってしまいました…。しかも、その名を誰も知らないハリー・テーラー。コレ、知ってる人いたら、相当な通です…。

配信日時:2018年6月5日 16時27分

筆者 「全然、左に行かず、入射角も浅くなる。なぜ?」

入射角が…

入射角が…

―― カシィッ✖5 ――

筆者 「……。(なんだろう、この独特なフィーリング…)ちょっと、なんて言ったらいいんでしょう、ヘッドが効いてて重いからかなぁ…。このアイアン、すっごく不思議なフィーリングなんですけど…」

P編 「勝手に人のクラブを筆おろしした挙句の果てに文句かよ?わかった、君の得意なタックルをしてあげればいいのかな?」

筆者 「いいから、2人とも打って!このアイアン、超スティープな入射角のボクと真逆な村田さんや筒さんが打ったらどうなるのか知りたいので」
小松さんとP編は既に試打済みでした

小松さんとP編は既に試打済みでした

P編 「いや、前にも試打クラブも打ったことがあるからわかってるよ。いつもと打点が変わるって言いたいんだろう?以前、私も小松さんと一緒に試打クラブを打って衝撃を受けたんだよ。2人とも、入射角が浅くて打点はフェース下部が多いんだけど、このハリー・テーラーだとスコアライン2本分ほど上に当たる。その分、球が高くて止まりやすいんだよ。小松さんが気に入ったのはここなんだ

筒 「長岡さんはどうだったの?」

筆者 「真逆です。ボクは入射角がきついから、いつも打点が上にくるのに、このハリー・テーラーだと下から3本以内にしか当たらない。なんとなくですが、入射角が浅くなっている気がします。それに、包み込むような顔なのに、まったく左にいきません。インパクトでフェースがスクエアな時間が長いというか…」

筆者 「真逆の人間に合うヘッドって、あり得なくない?」

入射角は多分5度は筆者がきついはず…(泣)

入射角は多分5度は筆者がきついはず…(泣)

筒 「つまり、真逆の入射角の人間が、両方とも良い入射角に補正されたと言いたい?」

筆者 「はい。そうとしか言い様がない…。今までの常識では考えられないんですけど…。それに、左に行かない感じがするんで、コレ、重心距離が長いでしょ?インパクトで何もできない感じとか、かなりオートマチックな感じもあるんで、そう感じますけど?」

P編 「ブッブー。これを見てみろ!」
鉛筆で点をうった部分がスイートスポットの位置。ご覧のとおり、超高重心で重心距離も短め…

鉛筆で点をうった部分がスイートスポットの位置。ご覧のとおり、超高重心で重心距離も短め…

筆者 「え〜〜〜、めっちゃ高重心で、重心距離も短いじゃないですか!おかしいなぁ〜、なんで???」

筒 「多分、ミライゴルフ『ティニット』と同じ効果だと思いますよ。高重心でソールの前方と後方がなだらかに削り落とされた形状なので、入射角がどちらのタイプにもうまく滑ってくれるはずです。それに…高重心ということは、長岡さん。低重心モデルよりもじゃっかんスイートスポット位置が深い位置にきますからね」

筆者 「筒さん、残念ながら、その説明のどちらもボクのフィーリングとは異なりますよ。ボクが感じたのは、インパクトでの挙動じゃないんです。当たる前から軌道が変わってたんですもん。明らかに入射角がレベルに近づきました。村田さんたちも入射角がきつくなったんでしょう?

ソール形状はあくまでインパクトでの話しでしょうが。あ〜クソ、なんで勝手に入射角を補正するんだよ、謎だなぁ、このモデル…。もしかして、上部に肉盛りして高重心にしたモダン・クラシック形状の効果なのかな、う〜ん、意味が分からない……」

P編 「勝手なのは君だろ!これは小松さんのアイアンなんだし、文句ばかり言うなら打たなくていいよ。返せ!」

筆者 「いや、逆です。文句どころか、使いたいんですよ。ボクはアイアンも吹け上がりに悩んできたんですから、コレを使わずして、何を使うというんですか!もはや、ミズノプロの『謎モデル』が出てくるのを待てないかも…」

P編&筒 「勝手にしろ!」


Text/Mikiro Nagaoka

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