「新『クロム ソフト』は飛んで止まる!ミドルアイアンでヨコの曲がりも少ない!」(佐伯三貴)
佐伯三貴 「去年は少し『クロム ソフト』の旧作を試合で使っていて、ドライバーとかアイアンは硬めなんだけど、アプローチのファーストバイトが弱いと感じていました。特に、夏場のスピンがほしいときにね…。新しい『クロム ソフト』は打感が気にならず、アプローチのファーストバイトが素晴らしいです。【飛んで止まる】はこういうことか、という感じ。去年初めて渡された時は、1ホールだけドライバーからアプローチまで打ったけど、そのときは公認前で使えなかったのでテストをすぐに止めました。だって、使えないのに使いたくなっちゃうから。なんかヨコの曲がりも少なくなった気がしたんですもん!」
R石井 「フルショットのスピン量は増えてないから、そのせいかな。さっきのショットは8番でスピンは5300回転だね」
佐伯三貴 「去年の終盤戦は新しい『クロム ソフト X』を使って、ティショットは5〜10ヤード飛んでました。アイアンも6番でスピン量が新『クロム ソフト X』の方が多くて止まったんだけど、新しい『クロム ソフト』も止まります。特にアプローチの止まり方は旧作よりはるかにファーストバイトしてくれるので、フィーリングが超よかったです」
R石井 「カバーは柔らかいけど、コアが柔らかくてつぶれるから、フルショットのスピン量は上がらない。新『クロム ソフト X』の方がスピンがかかるから戻るけど、新『クロム ソフト』はスピン量が減っても高さが出せるから止められるんですよ。カバーが前作比で6ポイントほど柔らかいし、コンプレッションは20ポイントも違いますから」
R石井 「プロでも新『クロム ソフト X』だとアイアンのフルショットで500回転くらいスピン量が減りますからね。これはボールの個体差よりもはるかに大きい性能差だと言えるでしょう」
佐伯三貴 「アプローチはいろんなライがあるし、自分の目で見たときの距離とスピン量が合うときって調子がいいんです。だから、それをボールがこういう風に助けてくれるとありがたい。新『クロム ソフト X』は打球音もそこまで変わらないし、黙って渡されたらたぶん旧作と気づかなそう(笑)」
「平均5ヤード新『クロム ソフト X』で伸びた。風に強い」(重永亜斗夢)
重永亜斗夢 「ロックさんとは、去年からドライバーのボール初速がもっと出ないかという話をしていたんですよね。去年は『クロムツアー』を使っていたんですが、パーオン率はすごく上がったし、ドライバーも飛んでないわけじゃない。基本、曲がらなければいいと思っているので。そこにプラスアルファ初速が加わればなぁと」
R石井 「実はドライバーのデモをお願いしたのは私なんです。昨日テストしてもらったら、ものすごくまとまっていた。本人は曲がっていると言っていたけど、非常にショットメーカーだと思った。だから一番難しいクラブのデモをお願いしたいと。(テストを終えて)最後の1球は打ち出し角が1.5度上がったけど、スピン量は2700で大きく変わっていなかったね」
R石井 「アイアンはスピン量を落として打ち出しが上がる。ドライバーは初速アップしてスピンが入り過ぎない。今までのボールに比べると風に強いはずです」
重永亜斗夢 「そう!風に負けず、真っすぐ真っすぐ行ってくれます。『クロムツアー』は100ヤード以内の安定感があったけど、飛ばなかった。今回の新『クロム ソフト X』はショートゲームはそのままに飛距離が出るようになったって感じます」
R石井 「そうだね。『クロムツアー』は硬かった。そのため、ミスヒットした時のブレ幅も大きかったよね」