FWとUTがすごく上がりやすいのは「デュアルウェイト設計」のせい?
筆者 「そんなに言うなら、自分が打てばいいでしょ。はい、コレから行きましょ」
筒 「なんでウォーミングアップもしてないのに、いきなり3Wから渡すんですか!嫌がらせはやめて」
筆者 「今日は村田さんがいませんから、鬼はボクです。つべこべ言わずに打って」
筆者 「どれ、貸してください。おっ!本当だ。めちゃくちゃ上がりますよ、コレ。打感も顔もいいし。こんなに出球から高い必要ないんだけどなぁ。3Wってこんなに上がる必要あります?7番アイアンとネットに当たる高さがあまり変わらないんですけど…。ティアップして打ったら、さらに高くて、ボールが練習場を飛び出しそうな勢いです」
筒 「まだ3球しか打ってないのに、いきなりクラブ奪わないでくださいよ!ヘッドスピード42m/sまでの人がターゲットですから、上がるに越したことはないでしょ。って、長岡さん、自分ばかり打たずに打席替わってくださいよ!」
「UTのシャフトはアイアン寄りで安定系です」(筒)
筒 「って、また『GX』ユーティリティの19度じゃないですか!なんでUTで一番ロフトの立った難しい番手から渡すんですか!」
筆者 「ウルサイなぁ…。筒さんはスイングコーチでしょ?アマチュアの気持ちが分かるように、ウォーミングアップもやらず、アマチュアに近いスイングの状態で試打した方がいいんですよ。どうせ、プロに近い人間は、技術の高さでどんなクラブでも上手く打っちゃうんだから。体が温まるとアジャストしてどんなクラブでも上手く打つでしょ?そんな試打レポ聞いても、その人が上手いだけでしょ?ってことなので、敢えてこちらはハードルを上げます」
筆者 「どれ、貸してください。うぉ〜、超上がる!19度じゃないみたい。というか、これレンジボールだからこんなに上がるんじゃないですかね?」
筆者 「言ってることは分かります。オフセット感がある、昔ながらのウッド型UTっぽい顔に見慣れてるからでしょう?ボクもそれは多少あって難しそうな顔に見えます。でも、FWとUTの顔のつながりという意味では揃っているし、高弾道で方向性がいいですね。カンタン」
筒 「ちょっと、佐藤信人プロも来てるので、『GX』の感想を聞いてみましょうよ」