中空構造『G700』アイアンも、ヘッドスピードが遅い人は大注目!ま、円広志!?
P編 「君が下手なだけだろ。私はしっかり体感できたぞ?」
筒&田辺 「長岡さんは、シャフトに合わせるとか、人に合わせるとか、組織に合わせるとか、忖度するとか、まったくお構いなしで無視しますもんね…。あらゆることに【アジャストする】という、人として大切な能力が欠落してます」
筆者 「……。言うよねぇ〜、まったく言い返せないけど…(泣)」
田辺 「今回の『G700』アイアンのキャッチコピーが、【飛んで、飛んで、止まる】というものですから、ターゲット層が『G400 MAX』と同じで、ヘッドスピードが遅めの人に向けてアピールしたいということなんでしょうね」
筆者 「空気読むねぇ〜、さすが田辺」
田辺 「PINGでは初めてというくらいの本格中空構造ですよね。PING安齋さんは、すべて高打ち出しにして球を高くするために中空にしたと言ってました。『G MAX』のときからフェースのたわみを追求し始めたと。最近は7番でロフト26度近辺の超ぶっ飛びヘッドが増えていますが、上がらなければアイアンじゃないと。飛んでも止まらなければ意味がないと言いたいようです」
筒 「あっ!わかった。『G700』は円広志だ!」
田辺 「はい?何がですか?」
P編&筆者 「いかん、田辺!相手しちゃいかん!」
筒 「飛んで飛んで飛んで飛んで、上がって上がって上がって止ま〜るぅ〜〜〜♪」
田辺 「あぁ、そういうことね…」
P編&筆者 「……。(出た!得意のすべり芸が。だから言わんこっちゃない、田辺、修行が足りんぞ!)」
筆者 「筒さん、貴ノ岩の件もだいぶ収束してきた感があったのに、まだビール瓶をお望みですか?」
とにかく上がる!中空構造とフェースのたわみが全番手クロスオーバー!?
田辺 「……。フェースのたわみによる初速が、上方向に効いてる感じはします。球が飛び出してから最高到達点に向かうスピードが速いというか。同じロフトのキャビティよりも、球が高くなると思いますね。これが中空構造のフェースのたわみのメリットなのかなと。球が上がらりづらいゴルファーには嬉しいでしょうね、ただ…」
筆者 「田辺は球が上がり過ぎて狙った距離が出てなかったよね?やっぱり、シャフトが合ってなかったんだよ、全員ヘッドスピードが43m/s以上だもん!」
田辺 「いや、ヘッドの特性的にインパクトロフトを立てる動きがしづらかったので、低く出球を抑えて押し込んで距離を出しにいく得意な打ち方がしづらかったんです。サイズも『G400』アイアンよりも大きいし、そういうインテンショナルなショットを求めるゴルファー向けじゃないことは理解していますが」
世界最軽量『ゼロス6』は『ゼロス7』より挙動が穏やか!?
筒 「はい。多くのぶっ飛び系アイアンには『ゼロス8』や『ゼロス7』が採用されているんですが、『ゼロス8』がしっかりしているのに対し、『ゼロス7』はムチのような独特な動きの大きさが特徴だったんですね。それが『ゼロス6』になって更に強調されるのかな?と思っていたら、意外にもクセがなくて非常に扱いやすい方向の挙動だったので、これはヒットすると思います(チラッ)」
田辺 「同感です。こんなに打ちやすいシャフトが打てないという人が世の中にはいるんですね、不思議なことです(チラッ)」
筆者 「か、帰ります…」
Text/Mikiro Nagaoka