【ツイストフェース】で正確性を獲得!トゥ上、ヒール下打点の曲がりを防ぐ
「5年間、実に50万発ものゴルファーの打点調査で、ほとんどのゴルファー(90%)がトゥ上めとヒール低めに打点が散らばる傾向があることが分かった。ここ130年間、(パーシモン時代から)ドライバーはバルジとロールというテクノロジーを利用して曲がりを補正してきた。エンジニアは当然これを研究してきたが、バルジとロールがあるものは、我々がR&Dで使うテストロボットが打てば真っすぐ飛ぶ。いわば、テストロボットのために設計されていたと言っていい。ところが、人間では同じ結果にならない。バルジとロール以上に球が曲がってしまう。これを【ツイストフェース】で改善する。他のメーカーはビッグデータ(50万発の打点データ)的観点でも、まだ追いついていないはず。この【ツイストフェース】は今後数年間継続することになる我々のキーテクノロジーだ」(デイビッド・エイブルズ)
◆ハイトゥに当たると、チーピンや強烈なフックが出やすい
⇒フェースが被り、ロフトが減って低い球に。また、スピン減でドロップも出る。⇒【ツイストフェース】で補正。フェースを開いて、ロフトを増やし、スピンを足す
◆ローヒールに当たると、スライスや吹け球が出やすい
⇒フェースが開き、スライスする。ロフトが増え、スピンが増える。⇒【ツイストフェース】で補正。フェースを閉じて、ロフトを減らし、スピンを減らす
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上体突っ込み=トゥ上、振り遅れ=ヒール下。両方の打点ミスを救う?
筆者 「ボクも同感でした。しかも、ボクの場合はトゥの上めに当たった衝撃で当たり負けて右にすっぽ抜けることがかなり多いので、【おいおい、やめてくれよ!トゥ上目は開いちゃマズイのでは?】と直感的に思いました。で、率直な疑問をテーラーメイドのプロダクト担当にぶつけたのですが、大枠でテーラーメイドが言うスイング型で言えば、ハイトゥに当たる人は上体が被ってアーリーリリース系の人の動きのことのようです。そして、ローヒールに当たる人は、振り遅れてインサイドから煽ってヒール下めに当たる人のことだと」
筒 「なるほど〜〜。そこを言ってもらうと、すごくこの【ツイストフェース】に納得感が出てきますね。どういうスイングの人って、メーカーの立場では限定しづらいでしょうけど、その大枠のスイング想定であれば、この説明も納得です」
筒 「長岡さんほどではないですが、プロゴルファーでも、強振したら少し打点はズレますよ。機械じゃなくて、同じ人間なんですから。そういう意味で、DJが強振したかどうかは分かりませんが、こないだの430ヤードのワンオンなど、曲がりを気にせず振っていける回数が増えるという意味で、『M4』『M3』の【ツイストフェース】で攻撃的なプレーをするプロが増えるのは間違いないと思います。だって、実際どうかは別にして、“安心感”があるだけで、人間って動きがスムーズになるし、勝手にヘッドスピードが上がりますから」