ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

ツアープロたちが人工皮革グローブに変えはじめた理由

text by Kazuhiro Koyama

配信日時:2017年4月7日 14時30分

フィット感に優れたストレッチグローブ

宮里藍が使用する「TOUR GROVE」(GLG 72J)

宮里藍が使用する「TOUR GROVE」(GLG 72J)

 実は、かくいう筆者も長年の天然皮革グローブの愛用者だ。革が伸びて密着する感触は天然素材でなければ、なかなか出せない味ではないかと思う。しかし、プロが続々とスイッチしているという情報を聞き、『TOUR B TOUR GLOVE』を試してみることにした。価格はオープンで、都内のゴルフ量販店で購入したところ、1,700円(税別)だった。

 まず、装着してすぐに感じたのは、生地の薄さだ。これまで人工素材のグローブはどうしても厚みがあり、どこか野暮ったい印象を受けるものが少なくなく、その点では薄くしっとりした天然皮革に優位性があったように思う。『TOUR GLOVE』の生地は薄く、より手に馴染む感触が得られる。

 薄くなった生地は、これまでに比べてストレッチ性が大きく向上している。生地が伸びると、窮屈な感触がないため力むことなくグリップできるので、グリップの強さも自然とソフトになる。横方向の伸縮率は、これまでに比べて約4倍にまで向上しているという。薄くなった生地とこのストレッチ性能によって、より密着感のあるフィーリングが得られる。

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト