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『エボ4』『ディアマナRF』『アッタスCoooL』試打完了。残すは『ツアーAD IZ』のみの中、試打インプレのすり合わせ!

カスタムパーツ、通称・地クラブ。この超マニアックな世界の情報通なのが、PCM(Professional Craftman Magazine)。懇意にしているPCM編集長の村田辰也氏とPCMの筒康博コーチ。今回は最新シャフトを打った試打インプレの答え合わせをすることに…。

配信日時:2017年8月24日 15時13分

筆者だけ、某メーカーの試打ラウンドで打っている『ツアーAD IZ』

未発表のグラファイトデザイン新作『ツアーAD IZ(アイ・ズィー)』。もう、試打会を始めているようですが…

未発表のグラファイトデザイン新作『ツアーAD IZ(アイ・ズィー)』。もう、試打会を始めているようですが…

筆者
「ボクだけ某メーカーの試打ラウンドで、実は『ツアーAD IZ』を打っているんですよね。お二人は、打ってないから『スピエボ4』を評価するかもしれませんが、実は、ボクは内心、グラファイトデザインが来ると思ってます」

PCM編集長
「まったく情報がないから、そう言われても何とも答えようがないね。グラファイトデザインは、毎モデル極端な差は付けてこないよね?今回も中調子と謳って味付けレベルの差になるんじゃないのかな?フジクラの甲斐さんはうちと同じ発売日ですと言ってたから、9月15日に発売されるのかな。まだ発表してないけど」

筒康博
「一部販売店がネットに情報を漏らしていますよね。『PT』と『DI』の間なんですって?長岡さん」

筆者
「ボクも資料を貰ったわけじゃなく、たまたま打っただけなんですが、『PT』寄りだと思います。まったくクセを感じませんでした。本当にラクです。上げて下ろすだけでど真っすぐ。しかも適度にスピンが入りやすくて中・高弾道ですごく安定感があってキャリーが出せます」

PCM編集長
「君が安定するの?本当に?君といえば、右OBしてる姿しかほとんど見たことないよ?」

筆者
「その言い方、なんか腹立ちますね…。まぁそうですけど、信じてください。すんごいラクなクセのない中調子でした。ボクの好きなフェアウェイウッドに入れている米国テーラーメイドの純正『Blur』みたいな、ちょいダル系のミスを吸収してくれる感じです。手元普通、中緩め、先端は普通って感じ。動きにクセがなく、素材感も『スピエボ4』や『RF』みたいにピンピンしてません。粘り系っちゅうか、復元がそこまで速くないから何でも出来ます。上げて下ろすだけでも十分オートマチックに仕事してくれる。ボクが今やってるスインガータイプの打ち方にドンピシャです。かといって、叩けないこともない感じ。だから、誰にでも合います。ストライクゾーンが広くてど真ん中の外れる人がいないシャフト」

筒康博
「まぁ、そういうことにしときましょう。9月15日発売が本当なら、すぐに発表されるでしょ」

筆者
「永野竜太郎プロも、塚田好宣プロもすごく気に入ってましたよ。PINGの『G400』が軸線深度が深すぎてシャフトの動きや特性を消してしまうヘッドのようですけど。少なくとも、『G400』の発表会の時点では二人は気に入ってました。今日も塚田プロが上位に来てますし」

PCM編集長
「君がグラファイトデザイン推しなのはよく分かったよ。君のバイアスは私には不要だから、楽しみにメーカーの発表を待つことにするよ。じゃあね!」

筒康博
「同感です。じゃ、また」

筆者
「……」


Text/Mikiro Nagaoka

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