「ここまで作り込んだモデルは他にない」
「このアイアンが使われるのは基本的に会員制のゴルフコースだろう」と言うのはキャロウェイのアイアン&ハイブリッドのマーケティングマネージャー、ザック・オークリー氏。「対象ゴルファーは、飛距離のために高級クラブを買うことを全くいとわず、このアイアンをキャディーバッグに入れていることを自慢したい層だろう」。
キャロウェイの「EPIC STAR(エピックスター)」シリーズが「ゼクシオプライム」と本間の「Beres(ベレス)」と“一つ屋根の下”という関係なら、「グレートビッグバーサ」も同類だ。
このモデルは、可処分所得がたんまりある年配のゴルファー向け。テクノロジーをこれでもかと詰め込んだ軽量タイプで、上述したゴルファーでも簡単にボールを上げられる他、「時の流れ」という飛距離ロスを寄せ付けない。
「グレートビッグバーサ」は、軽くてスピードがある。
超高級アイアンの共通テーマは軽量化によるパフォーマンス向上だ。「ゼクシオ」であれ、本間の「Beres(ベレス)」であれ、今回ならキャロウェイであれ、グリップから先端にいたるまで軽くすることを目的としている。
「グレートビッグバーサ」シリーズは一から作り上げられたが、各製品にはそれに取り組む専門チームがあった。
「チタンフェースとチタンボディを採用したら、かなり初速がアップする」とオークリー氏。「飛距離アップするために、ロフトをそこまで立てる必要はないのだ」。
スペックをざっと見ると、ロフト角はそこまでストロングロフトになっていない。「グレートビッグバーサ」のロフト構成は、7番で30度が基準。実際、全体的なロフト構成は、キャロウェイの「Apex DCB (エイペックスDCB)」アイアンにそっくりだ。しかも、形状、トップライン、オフセットも実際のところ瓜二つとなっている。
「ここまで作り込んだモデルは他にない」とオークリー氏。
具体的に言うと、今回キャロウェイはチタンとタングステンをてんこ盛りにしているのだ。さらに「グレートビッグバーサ」アイアンにもドライバーのテクノロジーが搭載されている。
では、更に詳しく見てみよう!
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