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“運命のクラブが見つかる”「VICTORIA GOLF STUDIO」ってどんなもの?

世の中には膨大な数のクラブが存在するが、どうすればその中から飛んで曲がらない運命のクラブを見つけられるのか。今、話題となっている「VICTORIA GOLF STUDIO」に潜入取材を行うと、短時間で最適なクラブが見つかる驚きのフィッティングシステムが明らかになった。 <br><br> 取材協力/ヴィクトリアゴルフ郡山並木店 写真/高橋淳司 構成/田辺直喜

配信日時:2022年10月27日 10時00分

ティーチングプロ兼クラブフィッターの関雅史プロが「VICTORIA GOLF STUDIO」を体験!
ティーチングプロ兼クラブフィッターの関雅史プロが「VICTORIA GOLF STUDIO」を体験!

1回振っただけで最適なヘッド&シャフトが見つかる!?

ヴィクトリアゴルフでは、「VICTORIA GOLF STUDIO」と呼ばれる最先端技術を駆使したフィッティングを行っている。短時間で自分にマッチした最適なクラブが見つかると話題になっているが、従来のフィッティングとどう違うのか、そしてフィッテングの結果が正しいのかは気になるところ。

そこで今回はティーチングプロ兼クラブフィッターの関雅史プロに、「VICTORIA GOLF STUDIO」を実際に体験してもらうことにした。スイング、ギアの両面に精通するスペシャリストの目に「VICTORIA GOLF STUDIO」はどう映るのか?

「VICTORIA GOLF STUDIO」ではまず、普段使用しているドライバー、もしくは使用しているものに近いスペックの試打クラブに最新のモーションセンサーを装着してボールを打つことから始める。現在のスペックが合っているのか、スイングの特徴がどんなものかを解析していくのだ。
センサーは非常に小型で軽量。クラブのバランスを変えることなく、スイングの解析を行うことができる

センサーは非常に小型で軽量。クラブのバランスを変えることなく、スイングの解析を行うことができる

専用のタブレットに接続すれば準備OK。あとはボールを打つだけでスイングデータが計測される

専用のタブレットに接続すれば準備OK。あとはボールを打つだけでスイングデータが計測される

センサーをつけてショットする関プロ。「これだけで分かるの?」と半信半疑だが、結果は?

センサーをつけてショットする関プロ。「これだけで分かるの?」と半信半疑だが、結果は?

スイング解析は、ナイスショットが1球出れば終了。タブレットの画面にはすぐに、関プロのスイングタイプやおすすめのドライバーヘッド&シャフトが表示されている。
写真は実際に関プロのスイングを解析した結果として表示された画面

写真は実際に関プロのスイングを解析した結果として表示された画面

センサーによる解析結果を踏まえて、フィッターを務めた遠藤さんから、スイングの傾向やマッチするヘッド、シャフトなどが丁寧に説明される。そして、推奨ヘッド&シャフトの中から遠藤さんが選んで組み立てたドライバーを関プロが打ったところ、なんと飛距離も方向性も劇的に向上していた。
「めちゃくちゃ振りやすい!」と気持ち良くボールを打つ関プロ

「めちゃくちゃ振りやすい!」と気持ち良くボールを打つ関プロ

短時間で飛距離アップしたことに関プロも驚きを隠せない

短時間で飛距離アップしたことに関プロも驚きを隠せない

「未来のフィッティングってこういうものかとすごく感じました。特筆すべきは納得感の高さですね。フィッティングで大切なのはスイングや推奨クラブについて、分かりやすくしっかりした説明ができることです。その意味で“VICTORIA GOLF STUDIO”は、センサーでスイングを可視化し、明確な理由を持ってフィッターがクラブを推奨してくれます。言い切ってくれるのは選ぶ側としてすごく楽ですし、本当に良いフィッティングってそういうものなんですよね。理想のクラブを見つける上で、最適なシステムなのは間違いないですね」(関プロ)

「VICTORIA GOLF STUDIO」では、モーションセンサーと膨大なデータを用いることで、短時間で自分に合った運命のクラブを推奨してくれる。本来、時間も手間もかかるもので合ったフィッティングが、多くのゴルファーにとって一気に身近なものになったと言えそうだ。

最新センサーを使うことによって一瞬でスイングタイプが分かる

「VICTORIA GOLF STUDIO」で使用されるモーションセンサーは非常にコンパクトだが、最先端テクノロジーが投入されている

「VICTORIA GOLF STUDIO」で使用されるモーションセンサーは非常にコンパクトだが、最先端テクノロジーが投入されている

「VICTORIA GOLF STUDIO」のシステムについて、より詳しく見ていこう。

まず、キモとなるのは最新センサーを用いて、一瞬でスイングタイプを解析できることだ。

「VICTORIA GOLF STUDIO」で使用するセンサーは、シャフトに装着することでスイング中のスピード変化やインパクト時のフェースアングルなどを3D計測することができる。特に重要視しているのがテークバック、切り返し、インパクトの3つのスピード。どのタイミングで加速し、どのタイミングでブレーキがかかるのか。そういったスピードの変化を分析することで最適なシャフトを推奨できるのだ。

「分析内容はすごく的確ですし、自分のスイングを知れるのはすごく意味のあることですよ。“VICTORIA GOLF STUDIO”を受けることで、自分に合ったギアを今後探しやすくなりますし、スイングの改善点なども見つけることもできます」(関プロ)
明確な理由を持って、どんなシャフトが合うのか分かることも「VICTORIA GOLF STUDIO」のメリットだ

明確な理由を持って、どんなシャフトが合うのか分かることも「VICTORIA GOLF STUDIO」のメリットだ

スイングにマッチする重心設計が分かる

「重心距離」、「重心高さ」、「重心深度」の3つの項目でそれぞれ自分に合うものが何か分かる

「重心距離」、「重心高さ」、「重心深度」の3つの項目でそれぞれ自分に合うものが何か分かる

「VICTORIA GOLF STUDIO」では、独自に収集したドライバーヘッドの重心データを持っている。そのデータとモーションセンサーで計測したスイング解析の結果を紐づけることで最適なヘッドとシャフトを推奨することができるわけだ。

重心データは3つの項目に分かれていて、「重心高さ」、「重心距離」、「重心深度」がある。

「重心高さ」は、ヘッドの入射角に影響する部分で、例えばアッパーブローに打つタイプのゴルファーであれば打点がフェース下部になるので低重心なモデルが合う。逆にダウンブローであれば打点はフェース上部に来るので重心が高めのものが推奨される。

「重心距離」はインパクト前後のヘッドの動きに影響する。アウトサイド・インに振る傾向の人であれば重心距離の長いタイプ、インサイド・アウトが強いタイプであれば重心距離の短いタイプと相性がいい。

「重心深度」は、インパクトの瞬間のフェース向きに関わる。開いて当たる傾向が強い人には深いモデルが推奨されるし、閉じる傾向にあるなら浅めのモデルを使うことで真っすぐ当たりやすくなる。

自分に合った重心設計のドライバーであれば、インパクトが適正になるので飛距離と方向性が劇的に改善されるわけだ。現場では、経験豊富なフィッターが丁寧に分析結果について説明してくれるため、スイングやギアについての知見を増やすこともできるだろう。

「ボクの場合は、重心距離が中間、重心高さが低めで、重心深度の深いものが合うという結果でした。深重心が合うというのが意外でしたが、打ってみると確かにストレートな弾道が出て、方向性が良くなっていました。入射角に対して重心高さを合わせるというのは、すごく興味深かったですね。今まで自分が考えなかった選択肢が出ることもあって面白いですし、説明を聞くと“打ってみたい”と素直に思えます」(関プロ)

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