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シン貧打爆裂レポート『TSR 3 ドライバー』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年10月26日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『TSR 3 ドライバー』は、アドレスビューのシェイプがシャープで、締まっていて、理屈を越えて、雰囲気だけでも大好きなドライバーという印象を持ちました。

特筆すべきは、理由はわかりませんが、とにかく振りやすいのです。過去5年間で打ったドライバーの中で、トップ3に入ります。そして、その結果、狙ったところにしか飛ばない気持ちの良いドライバーだと感じました。

『TSR 3 ドライバー』は、王者の風格と雰囲気があるドライバーです。大好きになりました。僕の40m/sというヘッドスピードでも十分に使えました。

本格的なツアードライバーが好きで、やややさしいドライバーが欲しいというゴルファーに『TSR 3 ドライバー』はオススメです。やさしさというポイントだけで比較すれば、『TSR 3 ドライバー』よりも『TSR 2 ドライバー』のほうがやさしく感じるゴルファーのほうが多いと推測しますが、『TSR 3 ドライバー』は程良い感じが好感触でした。

『TSR 3 ドライバー』の飛距離性能にも注目です。特別感はないのですが、普通に飛ぶのです。これはお見事だと拍手をしました。前モデルも飛びましたが、5ヤードは確実に前に行きますし、フェースの良い場所に当たれば、10ヤード以上の差になると感じました。

『TSR 3 ドライバー』は、裏切らないドライバーです。何も我慢しないで使えて、欲しい性能は揃っていて、いずれも高ポイントです。試打をしながら、やるなぁ、と何度も思いましたし、もっと使いたい、とも思いました。

ドロー打ちより、フェード打ちのゴルファーに向いていると感じましたが、使い勝手の好みは色々ですから、ドロー打ちも安心して使えます。

個人的には、新しい『TSR ドライバー』の3つのドライバーで1本を選ぶとしたら、迷わずに『TSR 3 ドライバー』を選びます。安心して打てるというのが一番の理由です。

ツアードライバーですし、タイトリストというイメージもあるので、始めからむずかしそうだからとスルーしてしまうのは、新しい『TSR ドライバー』ではもったいないと思います。『TSR 3 ドライバー』は、本格的でありながら、様々なタイプのゴルファーが打てるように仕上がっています。アドレスして、打ちたいと感じたほうをテストしてみれば、ちゃんと結果が出ます。そういう意味でも、お見事なドライバーなのです。

試打クラブスペック

『TSR 3 ドライバー』

ロフト角 10.0度
長さ   45.5インチ
ライ角  58.5度
シャフト TSP111 50(S)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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