世界を相手に戦う松山英樹が愛用するウエアとして知られる「スリクソン by デサント」。国内の男子トップ選手も多く着用しており、シリアスゴルファーに好まれる、機能性重視のゴルフウエアだ。そんな「スリクソン by デサント」から、この秋、新しいウエアが発表される。“ゼロラウンド“ と名づけられたコレクションは、従来と変わらず、ラウンドに最適な機能を搭載しながら、同時に練習場やワークアウト、ランニングといった幅広いシーンにも対応し、そこで違和感なく溶け込める。ゴルファーのための多目的ウエアというコンセプトを掲げている。
コース以外でもゴルファーの証、“スリクソン” とともに
新たに登場した ‟ゼロラウンド“ のウエアに共通する特徴は、従来の「スリクソン by デサント」に比べて、デザインは一段とシンプルに、ベーシックなカラーでまとめられていることだ。ゴルフウエアらしいキャッチーなカラーを用いない分、ワークアウトなど、コースを離れたシーンでもナチュラルに映える。一方でトーナメントプロ基準をもとに培われてきたスイングしやすさ、動きやすさを支える、素材やパターン、縫製などはそのまま踏襲されている。
コース、練習場、ランニング。シーンは異なっても “スリクソン” がサポートする
「スリクソン by デサント」は、ここ数年で、ゴルフをはじめたばかりのエントリー層にとっては、“スリクソン“ というブランドバリューも相まって、ゴルフがうまくなりたいマインドを満たし、ゴルフがうまそうに見えるルックスをイメージさせてくれる。しかも “ゼロラウンド“ はロゴや色柄頼りとは一線を画すシンプルなウエアなので、コースでチャラく見られたくないという潜在的な思いにも応えてくれる。
また、すでに「スリクソン by デサント」のウエアのクオリティを知るベテランも、よりモダンでスポーティなゴルフウエアとして、コースで着用すれば、変わることのないパフォーマンスの高さに納得するはず。それだけではない。ガチガチなゴルフスタイルではちょっと気恥ずかしく、ラフな普段着スタイルになりがちな練習場でも、この “ゼロラウンド“ なら洗練されたスポーティ感がサマになる。さらにコースを離れてワークアウトやランニングにも勤しんでいるのなら、ゴルファーであることをさりげなくアピールする “ゼロラウンド“ の存在感が心地いいはずだ。
ゴルファーの多目的ウエアとして厳選されたラインナップ
●問い合わせ先は
こちら
半袖、長袖が揃うハイネックシャツは薄軽のポリエステル素材で、伸縮性も抜群だ。ラグランの袖つけをはじめ、プレーの動作解析に基づく独自のパターン設計であるモーション3Dを採用することで、ゴルファーの体の動きを確実にサポートしてくれる。
さらに “ゼロラウンド“ ならではの特徴について、デサントジャパンの齋藤淳さんが教えてくれた。
「メインとなる素材は通常の「スリクソン by デサント」のハイネックと変わりません。ですが脇の下やサイドに通気性を高めるため、メッシュ素材が使われています。本来はこうしたアレンジは寒さが気になる秋冬モノではあまり見られません。ですが練習場やワークアウトなど、コースでのラウンドと違い、連続かつ継続する運動も想定したため、ハイネックシャツの内側の温度上昇を抑えることも必要だと考えて採用しています。ネック部分の内側にも同じ理由で、吸汗素材をつけています」
確かにコースのような吹きっさらしの中で、1打ごとに移動時間があるラウンドとは、異なるサイクルでの運動を想定するのであれば、こうした心配りもうれしいところだ。それに防寒性能の高いアウターの下に着てラウンドするのであれば、気になる汗冷え対策にも役立つはずだ。
そして “ゼロラウンド“ ならではと呼べるアイテムがパーカ。ジャージ素材とニット素材が用意されている。ジャージ素材はハイネック同様に優れたストレッチ性や、モーション3Dによる動きやすさを重視した構造、さらに吸汗や防風にも対応する。だが「スリクソン by デサント」がこだわったのはニット素材のパーカだ。薄手で軽量ながらハリがあり、絶妙なフィット感を見せる。
●問い合わせ先は
こちら
「スポーツウエアは数多くありますが、ニットを着てプレーするスポーツはゴルフくらいなのではないでしょうか? たとえば、コースではなくワークアウトのシーンで着るとしても、ゴルフウエアブランドならではのものを用意したいと考えて、ジャージだけでなく、ニットのパーカも提案しました。ですからニットであっても、機能性は重視しています」
ニットのパーカは薄手で軽量、しかもニットならではの伸縮性も生かされたスポーティなアイテムに仕上がっている。しかもほどよくハリのある質感が絶妙なフィット感とすっきりとしたシルエットを生み出した。腕や背中の変化をつけた編みもスマートだ。
シンプルゆえに、背中やヒジなどの編みの変化が効果的に映える
●問い合わせ先は
こちら
パンツはスラックス感の強い、通常の「スリクソン by デサント」とは違って、裾に向かって細身となるテーパードシルエットを強調しているのが特徴。ウエストはゴム仕様(ベルトループも備えている)となっている。ストレッチ性が高く、ヒザまわりは立体裁断を用いているため、裾に向かって細身とはいえ、動きにくいと感じることはない。吸汗や防風機能も備えている。
●問い合わせ先は
こちら
「ストレートなシルエットに近い「スリクソン by デサント」のパンツと比べて、テーパードを効かせて、トレンド感を取り入れたのが狙いです。ですがモモ幅や股上にはゆとりをもたせて、プレーウエアとしての機能性にはきちんとこだわっています」と齋藤さんは語る。
松山英樹をはじめトッププロたちに寄り添いながら高められた、プレーを支える機能的なゴルフウエアに汎用性が加えられた “ゼロラウンド“。しかもパフォーマンス性が高いにも関わらず、価格はリーズナブルという「スリクソン by デサント」の特徴も引き継いでいる。この先、もっとゴルフに熱中していく若いエントリー層にとっても心強く、すでに「スリクソン by デサント」のユーザーであるベテランには選択肢が増えることになる。“ゼロラウンド“ は世代やスキルを問わず、ゴルフからはじまるこれからのスポーティなライフスタイルに欠かせないウエアとなるはずだ。
撮影/蜂谷哲実
※価格は税込みメーカー希望価格
スリクソン by デサントのウェブサイトは
こちら