ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

元横綱稀勢の里がPXGを初打ち! 理想のクラブに出会えるか?

元横綱稀勢の里、現・二所ノ関親方が米国のトップブランド『PXG』を初体験!

配信日時:2022年9月8日 11時00分

続いては理想のウェッジを!

バンスの重要性を聞く親方

バンスの重要性を聞く親方

理想のドライバーを見つけたあとは、「グリーンを外した時の寄せワンが中々できない」という親方のためにウェッジをフィッティング。30ヤードを打つ際に使用する58度が「安定しない。右に抜けてしまったりそういうのが多い」のが悩みだと親方は言う。中納は、ウェッジはボールに当たる前にバンスが地面に当たり滑らせて打つため、ソールの形が重要だという。上手く滑らせやすい一本を見つけるため、3タイプのウェッジで30ヤードを打つ親方。「どれも打感が素晴らしい」とそのクオリティの高さに驚いていた。

3つを打ち比べる中で、ハイバンスのものがしっくりきた親方。ラウンドでは105ヤード残ることが多いそうで、54度が上手く打てるとスコアがまとまりやすいという。アプローチに多用する58度に加え、平均70台を出すキーとなる54度も入念に試打。最後は50度を打ち比べた。必要な距離を気持ちよく打つため、中納のサポートで理想のソールが見つかった。

「どれも良かったけど、バンスが多いほうが好きな球が出やすいことが分かりました。このウェッジは安心感と寛容性があっていいですね」(親方)。

入念な試打の末に新しい相棒となったのは以下の3本。
54度と58度はハイバンスモデルに決まった

54度と58度はハイバンスモデルに決まった

【ウェッジ】
SUGAR DADDY II 50度/バンス10度 Cグラインド
SUGAR DADDY II 54度/バンス13度 BPグラインド
SUGAR DADDY II 58度/バンス13度 BPグラインド
※シャフトはトゥルーテンパーElevate tourS

最後はFW&UT! 組み上がったのはまさかの…

親方はフェアウェイウッドが苦手だそう。シャフトが長いのが理由の1つ

親方はフェアウェイウッドが苦手だそう。シャフトが長いのが理由の1つ

スコアアップのために親方は欲しいのは「185ヤードを簡単に打てるクラブ」。だいたいそのぐらいの距離のパー3でティショットを軽く打って届かせるのが理想だという。希望ロフトは26度以下、フェアウェイウッドは苦手な親方は中納が勧める『0311GEN5ハイブリッド』を試打。すると、「わっへーい!これは来た!」と大満足の1球が。親方の現役時代からは考えられない奇声に現場で一同驚くと共に、親方のゴルフに対する熱意を再確認。

「上がりやすいし、ミスが出にくい。みんな絶対にPXGのハイブリッド買ったほうがいいよ(笑)本当に」(親方)

短めのシャフトが好きだという親方のために、ハイブリッド3本は同じ長さに。そして親方が求める180、200、220ヤードを簡単に打てるクラブが誕生した。こうした打ち手の細かい好みにしっかり合わせることができるのが、フィッティングの強みだ
ワンレングスハイブリッドにご満悦の親方

ワンレングスハイブリッドにご満悦の親方

【ハイブリッド】
0311 GEN5 ハイブリッド #2(F2.5g・B7.5g・H10g)
0311 GEN5 ハイブリッド#4(F2.5g・B7.5g・H10g)
0311 GEN5 ハイブリッド#5(F2.5g・B7.5g・H10g)
※シャフトは三菱ケミカル Tensei CK Pro Orange Hybrid 90 S、39.5インチ
親方のスコアアップという目標をかなえるべく、理想のドライバーとウェッジ、ハイブリッドのスペックが完成。「これまでフィッティングをしたことがなかったので、新鮮で良かったです。自分に合ったクラブを探すのはこんなに時間がかかるんだなと思いました(笑)」と率直な感想を話してくれた親方。これから組み上がるクラブでのラウンドが「楽しみです」とこの日一番の笑顔をみせてくれた。

この模様は動画でも配信中です!↓


写真・高木昭彦 文・小路友博

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト