1つのフレックスで幅広いゴルファーに対応するというNEXGEN『EI-F(イーアイエフ)』シャフト。いわゆる“ワンフレックスシャフト”とはどれほどの性能を持っているのだろう。そこでヘッドスピード34〜42m/sまでのアマチュアゴルファーを対象に、使い慣れたマイクラブと同じヘッドでシャフトだけを『EI-F(イーアイエフ)』に挿し替えたクラブで打ち比べする実験を行ってみた。
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取材協力/ゴルフパートナー日高プラスワン練習場 写真/近澤幸司 構成/田辺直喜
NEXGEN『EI-F(イーアイエフ)』シャフトを持ち込み、練習場で抜き打ちテストを敢行!「トラックマン」で弾道データを比較!
飛距離を伸ばす近道はシャフトを見直すこと
もし今、吊るしのドライバーをそのまま使っているなら、飛距離を損しているかもしれない。なぜなら、吊るしのドライバーに標準装備されている純正シャフトは、ヘッドとの相性こそ悪くないが、素材や製法という意味でどうしてもカスタムシャフトに及ばないからだ。
ヘッドの性能を100%引き出し、今より飛距離を伸ばそうと考えたら、シャフトを替えるというのが実は非常に有効な選択肢なのだ。
しかし巷には、ものすごい数のカスタムシャフトが存在する。自分に合ったモデルを見つけ出し、その上で最適な重量やフレックスを選ぶのは非常に手間がかかるし、そもそも難しい。何を選べばいいか分からないというのがゴルファーの本音だろう。
そこでおすすめしたいのが、ゴルフパートナーが展開するNEXGEN『EI-F(イーアイエフ)』シャフトだ。ヘッドスピードを選ばず使える“ワンフレックスシャフト”で、どんなゴルファーでもタメが作れて、ヘッドが強烈に走るという特性を持っているからだ。
独自の設計であらゆるゴルファーが飛距離を伸ばせるシャフト
写真は『EI-F(イーアイエフ)』シャフトのリシャフト専用モデル。イエローカラーのデザインが印象的だ
『EI-F(イーアイエフ)』は独自の剛性分布で設計されたフレックスのないシャフトだ。通常、シャフトを選ぶ際、ゴルファーのヘッドスピードやスイングテンポに合わせて、適切なモデルや重量、フレックスを選択する必要がある。しかし、『EI-F(イーアイエフ)』はゴルファーのスイングテンポにシャフト自体が反応して合わせてくれるため、どんなタイプのゴルファーでもその性能を享受することができるようになっている。
具体的には手元側をやわらかく設計することで切り返しのタメが自然にでき、そこからのしなり戻りでヘッドスピードがアップする。さらに、先端側を硬くすることで、しなり戻りで生まれたパワーを余すことなくボールに伝えることができるので、圧倒的な飛距離アップが可能となるのだ。
ただ飛距離を伸ばせるだけでなく、中間から先端にかけての剛性を調整することで方向性の高さがあることも大きなポイントだ。飛距離と方向性がしっかり両立され、フレックスという概念がないからシンプルに選ぶことができる。これが『EI-F(イーアイエフ)』シャフトの大きな魅力なのだ。
本当にどんなゴルファーでも飛距離アップするのか徹底検証!
『EI-F(イーアイエフ)』シャフトは、NEXGENの最新モデル『NS210(エヌエス ニーイチマル)』に標準装備されている。禁断の素材「ZAT158」による強いフェース反発や大慣性モーメントの安定感とワンフレックスシャフトは相性抜群。ちなみに標準装着のシャフトカラーは白となっている
ただシャフトの説明を聞いただけでは、その性能に懐疑的な人もいるだろう。そこで今回は、テーラーメイド用とキャロウェイ用のスリーブを装着した『EI-F(イーアイエフ)』シャフトを用意し、練習場を訪れていたお客さんを対象に、マイクラブとの比較テストを行った。
マイクラブのヘッドはそのままシャフトだけを変えることで、振り心地や飛距離はどう変化するのか?
今回のテストでは練習場を訪れたお客さんに飛び込みでテストを依頼。所持しているヘッドを使わせてもらい、元々装着していたシャフトと『EI-F(イーアイエフ)』シャフトそれぞれで弾道データを計測し、飛距離の差を調査した。尚、計測には多くのトッププロが愛用する高性能機器『トラックマン』を使用した。
結果から先に言うと、多くの人が飛距離アップに成功し、平均で約15ヤードの伸びを記録した。中には30ヤード近く飛距離を伸ばす人もいて、『EI-F(イーアイエフ)』シャフトの驚異の性能が証明されたと言って良いだろう。
以下より、テストに協力してくれたゴルファーの生の声を紹介していく。
飛距離29.4ヤードアップの小林毅さん
まず1人目は49歳の小林毅さん。ヘッドスピード37.7m/sで平均スコア100のゴルファーでスライスに悩んでいたが、『EI-F(イーアイエフ)』を装着することで29.4ヤードもの飛距離アップに成功した。
マイクラブはテーラーメイドの『M5』でロフトは10.5度のモデル
「まさかここまで飛距離が伸びるとは思いませんでした!いつもは右のミスばかりで悩んでいましたが、『EI-F(イーアイエフ)』はつかまるし、方向性も抜群ですね。今のドライバーは新製品が出て値下がりしたタイミングで購入したものですが、シャフトはその時に入っていたものをそのまま使っていました。シャフトを変えるだけで振りやすさが全然違いますし、ショットも安定しますね」
飛距離25.7ヤードアップの日比野義光さん
2人目は25.7ヤードの飛距離アップに成功した日比野義光さん。74歳でハンデ7 のシングルプレーヤーで、ヘッドスピードは37.2m/sだった。
マイクラブはテーラーメイドの『SIM2 MAX』。ロフト10.5度のモデルを使用していた
「年々飛距離が出なくなっているので、やっぱりもっと飛んでほしいと思いますよね。いろいろな試合に行っても、他の選手に50〜60ヤードは置いていかれるんです。『EI-F(イーアイエフ)』は1発目から感触が良くて、明らかに飛びが違うと感じました。ダウンでゆっくり下ろせるとしっかりヘッドが走ってくれるので、この特性を生かせると強い球でものすごく飛距離が出ますね!」
飛距離12.7ヤードアップの杉田茂さん
振り心地の変化に感動したという人も少なくなかった。69歳でハンデ22の杉田茂さんもその一人だ。
マイクラブはキャロウェイの『ビッグバーサB21』の10.5度。『EI-F(イーアイエフ)』にシャフトを変えることで12.7ヤード飛距離がアップした
「ヘッドが走るフィーリングがすごく気持ちいい! 強烈なしなりでボールを強く弾いてくれました。飛距離もデータを見ると10ヤード以上、伸びているようですし、言うことないですよ」
以下は、今回のテストで飛距離アップに成功したゴルファーたちの試打データ。幅広いヘッドスピードのゴルファーが『EI-F(イーアイエフ)』の恩恵を受けていることが分かるだろう。
アマチュアテスター8人全員が飛距離アップ!
このように飛び込みでのテストにも関わらず、多くのゴルファーが『EI-F(イーアイエフ)』シャフトによる圧倒的なヘッドの走りとそれによる飛距離アップを体感できたわけだ。もし今、ドライバーの飛距離に悩んでいるなら、ヘッドスピードを選ばないワンフレックスの『EI-F(イーアイエフ)』シャフトを使うことを検討してみてはいかがだろうか。
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