体からはずれるような横ブレを感じないので安定感抜群
「スイングしたときの横の体重移動で、体からはずれるような横ブレを以前より感じなくなくなりましたね。安定感が増しています。体のブレが抑えられれば、スイングは安定します。スイングが安定したら、しっかりと振ることができる。しっかりと振れれば、当然、飛距離もアップしますよね」
『UGB2500』の優れたホールド感が、1ヤードでも遠くに飛ばしたいアマチュアゴルファーにとって、足元から理想的な好循環をもたらしてくれそうだ。
続いてフェアウェイ、傾斜地でのツマ先下がりのアイアンショット、さらにバンカーショットでの『UGB2500』の実力を高柳に試してもらった。
「やはりサイドや前後でブレを感じない足のホールド力はさすがです。これまでのBOAのシューズと比べて、安定感が違いますね。シューズが変わっただけで体幹が強くなったような感覚がありました。傾斜地では踏ん張って、足元を支えてくれているのがよくわかります」
傾斜地やバンカーといった厄介なショットでも頼りになる足元だ
さらにコースを歩いてみての感想をこう話してくれた。
「いい姿勢で歩けている気がします。甲をおおうような構造の締め感の効果だと思うのですが、いい形で着地できますね。ゴルフはショットすることと、歩くことがすべて。でもショットしやすいと、歩きやすいが両立するシューズはあまりありません。ところが『UGB2500』はどちらでも満足できます」
歩きやすさもアマチュアゴルファーにとっては大切なポイント
自分に伸びしろがあることを感じさせてくれるシューズ
かつて革底のゴルフシューズを愛用していたという高柳。革底の足裏の感触やシューズが足に馴染んでいく感覚を今も理想としている。その当時のシューズは自分の能力を100%出すことはできたが、そこに新たなテクノロジーが加わったとしても、120%の能力にはならなかったという。だがBOAを搭載したシューズなら120%の能力を発揮できる可能性があると考えている。
「これからはショットの飛距離が、技術だけでなく、シューズによっても伸びる可能性がある。『UGB2500』は自分に伸びしろがあると感じさせてくれるシューズです」
ゴルフシューズに一大ムーブメントを巻き起こしたBOA。パフォーマンスフィットシステムの進化させるだけでなく、シューズメーカーとの共同開発を続けながら、アッパーの構造やソールなどとの、ベストなマッチングを目指して改良は続く。さらなるパフォーマンスアップを求めるゴルファーであれば、シューズの選択肢には必ずBOAを加えておきたい。
BOAフィットシステムのテクノロジーを詳しく知りたい方はこちら
高柳直人/東北福祉大で活躍後、プロに。2015年からツアーに参戦。18年にはABEMAツアーで初優勝を飾った。また“チーム・セリザワ”の一員として日々練習に勤しむ。男子ツアーでは唯一のニューバランス契約プロでもあり、シューズについて、使用感やリクエストを現場からフィードバックしている。33歳。
撮影/山上 忠