打感・打ち応え
『ELEVEN S パター』の打音ですが、音量はやや控え目です。音質はまあまあの高音で、残響がない抑えめの単音です。打ち応えは、芯感のクリアさは素晴らしい、のひと言。フェースの当たる場所によって、打音が違います。打ち応えは、しっかりしています。
構えやすさ・方向性
方向性に関しては、ストレートにきれいに弾きます。前重心のパターを使い慣れているゴルファーには、完璧です。今までのスパイダーを始めとするマレット型に慣れているゴルファーには、ヘッドの後方の重さがない分、方向性が悪く感じるかもしれませんが、慣れると敏感にフェースの向きを調整できる利点となるケースもあります。
距離性能
距離感も特別な癖がなく、アジャストしやすいです。少し面白かったのは、『TRIPLE TRACK』のほうが、少し鈍感さがあって、蜘蛛使い(スパイダー型のパターを使っているゴルファーのこと)には、ミスの寛容性が高く、扱いやすいような気がしました。