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シン貧打爆裂レポート『ステルス FW & プラス FW』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。

配信日時:2022年4月20日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『ステルス フェアウェイウッド』は、2本の中では難しいほうになると感じました。僕のヘッドスピード40m/sでは、ギリギリで、もう少しパワーがあるゴルファー向きにチューニングされています。

少しつかまるクセを上手く使って、抜き気味のフェードが弾道としても美しく、安定するように感じました。ちゃんと当たってくれれば飛ぶスプーンですが、当てる部分というか、ボールを拾う部分はゴルファーに任されています。

小さなヘッドが好きで、スプーンにも苦手意識がないゴルファーに『ステルス フェアウェイウッド』はオススメです。

『ステルス プラス フェアウェイウッド』は、ヘッドが大きく見えて安心感がありますが、打ってみるとかなりハードです。ミニドライバーとして、基本的にティーアップしてスプーンを使用することが多いゴルファーに『ステルス プラス フェアウェイウッド』はオススメします。

アドレスすると、やさしそうに見えますが、すぐにそれは誤りだったと痛感します。魅力的だと感じたのは、どちらも飛距離性能が高いということです。流石、テーラーメイドでした。

ソールから見ても、アドレスのビューも美しいクラブです。スプーンには、そういう美が感性を刺激して良い相棒になることも多々あります。『ステルス フェアウェイウッド』と『ステルス プラス フェアウェイウッド』の2本は、姉妹クラブというか、基本的にはとても似ているのです。どちらも、美しさで感性を刺激してくれそうです。

スプーンをバックに入れないゴルファーも増えていますが、本当はパワー不足なゴルファーほど、スプーンというクラブに助けてもらうシーンが多いものです。使えそうだという自信が少しでもあるゴルファーは、『ステルス フェアウェイウッド』と『ステルス プラス フェアウェイウッド』を打ってみるべきです。

試打クラブスペック

『ステルス フェアウェイウッド』

ヘッド素材 :ボディー・ステンレススチール(450SS)
       クラウン・3Dカーボンクラウン
フェース素材:マレージング鋼(C300)
ヘッド体積 :190cc
ロフト   :15度
ライ角   :57度
シャフト  :TENSEI RED TM50('22)(S)
長さ    :43.25インチ


『ステルス プラス フェアウェイウッド』

ヘッド素材 :ボディー・チタン(6-4ti)
       クラウン・カーボンクラウン
フェース素材:マレージング鋼(C300)
ヘッド体積 :175cc
ロフト   :15度
ライ角   :57度
シャフト  :TENSEI SILVER TM50('22)(S)
長さ    :43.25インチ

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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