注目ポイント
『i525 アイアン』のコピーは“操れる、飛び系。ちょいブレード”です。
7番アイアンのロフトは29度。ぶっ飛び系にギリギリ分類されます。しかし、前モデルの『i500 アイアン』で、証明しているのです。このロフトでも、クラシックロフトのアイアンより2番手アップの飛距離が出せると。『i525 アイアン』も、ぶっ飛び系のアイアンだと考えて良いと思います。
中空のアイアンの完成度では、他のメーカーよりも一歩先を進んでいると思っていたので、『i525 アイアン』は待っていました、という感じです。
テクノロジーは、まず、「マレージングC300フェース」です。極薄でも高強度が保てる素材で、ミスに強く最大飛距離を出せるようになっています。
「新アンダーカット構造」です。フェースの裏側で見えませんが、ソールサイドを限界まで彫った構造になっています。この構造は、たわみを最大にして、楽にボールを上げる効果があります。
そして、オフセットを番手別に設計して、操作性と寛容性を向上させています。これは、見た目でもわかりますが、アドレズビューまで考えて、良く出来ていて、好感を持ちました。
トウ側には高比重ウェイトを搭載して、ソールもトウ側に厚みをつけています。この辺りが、ピンらしくて良い感じです。「新溝マイクロマックス・グルーヴ」は、番手別に、溝の角度、間隔、本数を最適化するテクノロジーです。これも面白そうです。
前モデルの『i500 アイアン』は、中空アイアンが進むべき方向性を示す素晴らしいアイアンでした。高弾道で、ぶっ飛び系でありながら、ボールコントロールも出来ることに、感動しました。『i525 アイアン』は、更に進化をしたのだということですから、ワクワクです。
ソールの具合などの見た目から、やさしく打てるように開発された雰囲気を感じました。興味津々です。
試打した日は、快晴で、気温はマイナス6度〜6度。少し風がありました。
使用したボールは『TOUR BX』です。
ピンの最新アイアンを自分が使うという前提で打ってみました!