外観・脱着感
『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』の外観は、まず、質感が良いです。最先端を意識して、変な感じになることなく、とてもオーソドックスで上質な感じです。シューズはソールがオーバーサイズなので大きく見えますが、開口部は少し狭く出来ています。踵のBOAを解放して、大きく開くことも可能です。(くるぶしの位置が低い人だけは、開口部が少し高いので注意が必要です)
甲側のBOAは、順回転と逆回転の両方で締めたり、緩めたり出来ます。1ミリ単位での微調整が可能です。
履いてみて、最初の感想は「やわらかい」でした。僕は普段、27センチの4Eのサイズのシューズを履いていますので、同じサイズの3Eはキツいかもしれない、と思いましたが、全く心配は要りませんでした。甲側のBOAで調整しないと、むしろ、緩いぐらいです。
開口部を大きく開けるコツがわかれば、脱いだり履いたりは簡単で、楽々です。
履き心地
歩行する際の感触も良い感じですが、2022年の国内市場のゴルフシューズは、全体的に軽いものが主流なので、少し重い、という感じはします。これもフットジョイらしい、とも言えますし、ゴルファーの中には、重めのシューズのほうが合っているケースもあるので、一概に悪いとは感じませんでした。
カートの運転の際には、ソールが大きいことが少し気になりましたが、問題になるほどではありません。
踵の高さが高いのは、海外ブランドシューズにはよくあることです。『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』も、踵の高さがしっかりしています。これは慣れで、良い悪いの基準にはならないと考えます。
機能性
飛距離や方向性にプラスの機能を感じるかですが、良い影響をしています。
シューズの中で足が動かないことは、個人的には、絶対条件だと考えています。『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』は、ほぼ完璧です。
『TOUR ALPHA DUAL BOA シューズ』は、ソールが幅広く地面をホールドするので、しっかりとグリップしてくれる安心感があります。