タイトリストから数量限定で「Pro V1 Left Dot(プロV1レフトドット)」を発売
ツアー限定で開発された「シークレットメニューボール(カスタム・パフォーマンス・オプション)」が一般販売されるとあっては、これはゴルファーが喰いつくネタだ!
だが、残念なことに小売店には「Pro V1 Left Dot」は置いていない。タイトリストのウェブサイトを通じてほぼ独占的に販売されているのだ。
「Pro V1 Left Dot」は、PGAツアーで最も人気のあるタイトリスト「CPO(カスタム・パフォーマンス・オプション)」ボールであり、「Left Dash」よりも多く使われている。その証拠に、「マスターズ」と「全英オープン」での勝利に貢献している。
「Left Dot」は、ヘンリック・ステンソン、パトリック・リード、ジャスティン・ローズ、そして最近でいうと、21年8月に開催されたPGAツアー「Northern Trust(ザ・ノーザントラスト)」でトニー・フィナウが勝利した時も使われていた。
だが、そもそも「Left Dot」どころか、「Left Dash」という存在を知らないゴルファーは多いだろう。
タイトリストは、ゴルフボール市場シェアでは圧倒的な存在であり、ツアー使用率もNO.1、そして、いろんな意見があるだろうが、良くも悪くも競合他社よりもボールのモデル数が多い。
競合他社のほとんどは、ウレタンボール3種類。ブリヂストンに関しては4種類ある。「Pro V1 Left Dot」が登場すると最終的にタイトリストは6モデルになるのだ。
だが、タイトリストの考えは、「昨今求められているのはモデルごとに正確に(機能性を)調整すること。」だという。
「Left Dot」の発売に至っては何ヶ月もかけて進められていた。今回の「Pro V1 Left Dot」の限定発売は、間違いなく同社が別の「プレミアムウレタン製品」を新たに市場に投入しようとしているサインだろう。
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