注目ポイント
『LS フェアウェイウッド』のコピーは、“ヘッドスピード40m/s前後のあなたへ。ギリギリの高初速とキャリーでしっかり飛ばす。ワンスイングでやさしく飛ばす。”です。
注目すべきテクノロジーは、ソールのフェース寄りの溝が「Slash Groove 」です。この溝が、反発力をアップさせ、打ち出し角の低下を制御するそうです。
次に興味深いのは、「CNC MILLED FACE」という高強度マレージングフェースの裏を限界までCNC加工で薄肉化したことで、初速を上げるテクノロジーです。
更に、低重心設計にすることで、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーが、無理せずに高打ち出しのボールを打つことが可能になりました。フェース側から見ると、ソールがV字ソールになっています。これは抜けの良さを助けます。
最後に、「1レングス設計」です。『LS フェアウェイウッド』は、FW3番とFW5番は42.5インチで、ユーティリティのようになっているUT4番とUT5番は40インチと2種類の長さしかないのです。1アドレス、1スイングで、やさしく打てることがコンセプトのようです。
今回はFW3番を試打しましたが、ロフト16.5度で長さも通常の43インチより短い42.5インチです。やさしそうに見えますが、ちゃんとスプーンの距離は出るのか? という疑問もありました。
試打した日は、薄曇りで、気温は22度〜27度。微風でした。
使用したボールは『TOUR BX』です。(アップショットのみ『RS スピン』)
僕のヘッドスピードはターゲットにドンピシャです。飛距離性能に特に注目して打ってみました!