ロマン派ゴルフ作家語る
テークバックは、ストレートに引きやすく、振り幅だけに集中すれば方向性はブレない信頼感があります。
本当にきれいに回転するボールを打てます。
問題は、テークバックの感覚と打ち出しの感覚で、ストレートに強いと勘違いしやすいことです。ストレートなラインに強いのは間違いありませんが、横の傾斜があれば、敏感にボールは曲がるのです。カップ1個、2個という基準ではなく、カップ1個半でもなく、カップの3分の1個外側という感じで、細かい注文にも反応できるのが『フロントライン パター ELVADO』の面白さです。
つの型なのに、敏感に使いたいゴルファーに『フロントライン パター ELVADO』はオススメです。
また、テークバックが真っ直ぐに引けない悩みを持ているゴルファーにもオススメします。
『フロントライン パター ELVADO』は、つの型のストロークのしやすさとブレない機能だけを残し、ブレードのパターの機能が発揮されるようになっているのです。思い切ったことをしていると、感心しました。
このパターの影響で、2021年に発売されたつの型のパターが進化したような気もしました。
更に、『フロントライン パター ELVADO』は、2万円でお釣りがもらえるコスパを誇るのです。
使い手の意向で、単純を極めることも、敏感を楽しむことも出来るのが『フロントライン パター ELVADO』で、贅沢なパターだと思います。
試打アイテムスペック
ヘッド素材 :SUS630、タングステン
フェース素材:AL6061アルミニウム
ロフト :3度
ライ角 :70度
長さ :34インチ