ロマン派ゴルフ作家語る
ラウンドを通して感心したのは、4本がそれぞれに個性的だったことです。そう感じる最大の原因はシャフトです。同じセッティングとは思えないほど、4本が違うチューニングをされていると感じました。もちろん、ちゃんと結果が出ますし、素振りでもわかると思います。
今までのフェアウェイウッドやユーティリティを苦手だと諦めていたゴルファーに、『キャリーズQ』はオススメします。個性に合致すれば、本当に頼りになると思います。
フェアウェイウッドは、ボールを上げるという部分で特化されていますし、ユーティリティはとらえてキャリーを出すという部分で上手く出来ています。
とにかく、高弾道。キャリーで勝負する。という2点は間違いなく体感できます。
『キャリーズQ』は、形状やコンゼプトで、変わったクラブで、上手くない人が使うクラブと思う人が多いと思います。しかし、腕前に関係なく使うことが出来るクラブに仕上がっているのです。特にパワー不足の男性や、パワーがある女性の中には、ドンピシャのゴルファーが多くいると推測しました。
『Q』を使用している人はもちろん、フェアウェイウッドやユーティリティに悩んでいるゴルファーほど、『キャリーズQ』を手に取って欲しいクラブです。
試打アイテムスペック
ヘッド素材 :#3+、#3 チタン(Ti-6Al-4V) #4、#5 マーレジング鋼(AM355P)
フェース素材:#3+、#3 チタン(Ti-6Al-4V) #4、#5 マーレジング鋼(Custom455)
ヘッド体積 :#3+/179cc、#3/181cc、#4/121cc、#5/123cc
ロフト :#3+/16.5度、#3/19度、#4/20度、#5/24度
ライ角 :#3+/58度、#3/58度、#4/59度、#5/59.5度
シャフト :キャリーズQ専用シャフト(R)
長さ :#3+/42インチ、#3/41.5インチ、#4/39.5インチ、#5/39インチ