打感・打ち応え
『キャリーズQ』の打音ですが、音量は程良い大きさで、音質はアイアンのような金属音で残響も含めて美しい音です。いわゆる、上手くなった気になる打音です。こういうチューニングをプロギアは得意としています。
打ち応えは、適度な弾き感があって、やや軽めです。音と手応えのバランスが良いです。
弾道・球筋・スピン
『Q4』は、さらにしっかり感が増して、打ち方によって弾道が変わります。強めのボールで飛距離優先でも打てれば、グリーンを狙って止めるボールも打てます。2ピンぐらいで止まります。
『Q5』は打ちやすさが増しますが、単純にやさしくなるのではなく、打ち手のテクニックを活かすクラブです。玄人っぽいクラブは、自分にマッチすると、唯一無二の1本になることがありますが、その可能性を感じました。
飛距離性能
『Q3』は、185ヤードのキャリーが出ます。この2本は、フェアウェイウッドとして考えて良いクラブです。
『Q4』は、175ヤードのキャリーが出て、平らなグリーンでも2ピンから3ピンぐらいで止まってくれます。スイープに打てば止まろうとしてくれて、打ち込むほうがランが出るように感じました。これは低重心のヘッドではよくある現象です。
『Q5』は、170ヤードのキャリーが打てます。色々なボールも打ちやすく、特にドローボールは打ちやすいと感じましたが、スピンが結構かかるので、コントロールできないと曲がりも大きくなる傾向があるので注意が必要です。