打感・打ち応え
『Royal EZONE フェアウェイウッド』と『Royal EZONE ユーティリティ』の打音ですが、音量は程良い大きさで、音質は小気味が良い金属系のきれいな音です。少し残響があるところは、飛距離が出そうなイメージにもなって、使用するゴルファーを満足させると思います。打ち応えは、しっかりとした重さを感じます。弾き感とフェースに乗る感のバランスが良いです。
『Royal EZONE アイアン』の打音は、音量はやや小さめ、音質は少し湿っていて、芯に当たるとピシッという何とも気持ちの良い打音が響きます。これは好感触でした。わかる人にはわかるという渋い感覚です。打ち応えはやや軽めですが、打音とマッチしていて打ちやすさの要因になっています。
弾道・球筋・スピン
『Royal EZONE ユーティリティ』は高弾道です。ややとらえる挙動があります。グリーンに止めるクラブとして、右にすっぽ抜けないクラブとして仕事をしてくれます。
『Royal EZONE アイアン』は、中弾道のボールが出ますが、高低の打ち分けができる敏感さもあります。強風下でも面白がって使うことが出来ました。形状からすると、スピン性能はまあまあ程度だと考えていましたが、かなりスピンがしっかりとかかるアイアンです。
動画では、『EZONE W 501 ウェッジ』の58度を打っているシーンが出てきます。メインではありませんが、このショットも含めて、スピンが効いた戻るボールが打てたことを追記しておきます。
飛距離性能
『Royal EZONE ユーティリティ』の飛距離性能は、ほぼロフト通りです。グリーンに止めるボールになります。ロフトを参考に選択できるので、アイアンと合わせやすいことはプラスポイントになります。
『Royal EZONE アイアン』の飛距離も、ロフト通りです。番手間がかなり開いている番手もあるので、その部分はテクニックが使えるクラブになっています。7番アイアンで27度のロフトで、クラシカルなアイアンと比較すれば2番手の差になります。