全てが揃う、ワンストップさにも惚れ込む
“工場、練習場、コース、新研究。
新潟には日本のゴルフを底上げする
完璧な環境が揃っている”
「今日視察したシャフト工場の隣にゴルフ練習場が併設されていて気づいたと思うけど、ここ新潟から日本のゴルフを底上げできると感じてるの。このスピード感というのかな、ボクらの要望がすぐ生産現場に伝わり、改善されてすぐ試せる。いいクラブを作るために必要な、工場・研究施設・練習場・コースと、ヨネックスには全てが揃ってる。
ここ、新潟の環境の良さというのかな。メイド・イン・ジャパンのより良い国産クラブが次々と生まれる環境の素晴らしさだよね。その先に喜ぶ日本のゴルファーの方々がいると思うと、本当に新潟は日本のゴルフの希望だと思いますよ。カッコつけてるわけじゃなく、本当にそう思う」(池田勇太)
これはおべっかでもなんでもなく、池田の本音に他ならない。20代の頃から選手会長として全国を奔走し、国内男子ツアーの試合を増やす活動を水面下で率先して行動してきた池田。その働きや地道な努力は誰にも見えないところで行われてきたため、一般ゴルファーが知る由もないことである。
行動してきた池田だから気づく、新潟製クラブの魅力
日本のゴルフの未来を憂う気持ちを知るだけに「新潟の環境こそ、希望」と語る姿には、正直、少し痺れてしまった。そのいかつい風貌にも、契約フリーの選手にも似合わない、カッコよく、熱い言葉をぶっきらぼうな言い方で紡ぎ出す。実にアンビバレントだ……。
“全部メイド・イン・ジャパン。
いいクラブを生む環境が
ヨネックスには全部ある”
元々このソール形状は、【刺さらず真っすぐ抜ける】アマ向けのものだが、「良いものは先入観なく取り入れる。徹底的に試してより良くする」が信条の池田のこと。自身のアイアンにも改良を重ねて取り入れられている。
今までも、これからも、男の姿勢とヨネックスとの関係は変わることはないだろう。国内屈指の実力者が見初める「新潟から生まれるクラブ」に、今後ますます期待していきたい。