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テーラーメイドの『SIMグローレ』はHS40m/s前後のゴルファーが飛ばせるクラブ!

テーラーメイドの最新作「SIMグローレ」ドライバーは「グローレ」のやさしさと「SIM」の最先端テクノロジーが融合した高機能モデル。ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーが“曲げずに飛ばせる”クラブだ。

配信日時:2020年10月8日 00時00分

池村寛世以外の女子プロたちはどんな感想?

実戦投入済みの池村寛世以外の契約プロたちは、「SIM グローレ」を打ってどんな感想を持っているのだろうか。今季、5年ぶりの優勝をはたした永峰咲希を含め、女子プロ3人の打った感想からまず聞いてみよう。

永峰咲希 「球の高さとスピン量がちょうどいいですね。『SIM グローレ』は、ツアープロから一般ゴルファーまで幅広く使えるクラブだと思います」

大西葵 「かなりのイケメンで目標に対して方向を出しやすいですね。アスリートでも安心して振り抜けます」

松森彩夏 「つかまりがいいので右方向へのミスを心配しなくてもいいし、ラクに球が上がるのもいいですね」

新旧比較で実証!SIM グローレの芯は本当に広かった!

ここまで「SIM グローレ」の設計を細かく見てきたが、「Mグローレ」より本当に良くなっているのか?打点をズラしながら、飯沼大輔プロが打ち比べると、興味深い結果が出た。「SIMグローレ」は安定したドローを基準に、打点をズラしたときの曲がり幅が「Mグローレ」の約半分という結果になった。また、飛距離ロスも少なく、ミスヒットに対する強さが確実にアップしていた。

「『Mグローレ』は打点がズレたときにヘッドがややブレるのを感じますが、『SIMグローレ』はヘッドがブレずに真っすぐボールを押す感覚があります。特にヒール側の当たりに強く、センターで打ったときと同じ打感で力強いフェードボールが打てました。また、『Mグローレ』はシャフトがゆっくり大きくしなるのに対し、『SIMグローレ』は先端のしなり戻りが速く、打感が柔らかいのにボール初速がアップ。方向性だけでなく、飛距離性能の高さも向上しています」(飯沼プロ)
上図の実際のデータも見てほしい。曲がり幅が減ることも大きいが、センターから10〜15mmヒールに外した際は、「Mグローレ」が平均259.1ヤードだったのに対し、「SIM グローレ」はなんと、平均266.3ヤード。そして、同様にトゥ側打点にズレた「Mグローレ」は平均256.7ヤードだったのに対し、「SIM グローレ」は261.6ヤードだった。

「Mグローレ」はつかまえる力が強く、筋金入りのスライサー向けと言える性能が際立っていたのに対し、「SIM グローレ」はより対象者が広がった印象。これまでの「グローレ」はドローヒッターだとつかまり過ぎるケースもあったが、ドローヒッターにも愛用者を増やせる形に進化したと言えるだろう。

この“変化”をどう捉えればいいのか? ここは、歴代「グローレ」を愛用してきた諸見里しのぶと、歴代「グローレ」の開発をてがけてきたテーラーメイド・柴崎高賜氏との会話を通してさらに「SIM グローレ」の大枠をつかみたい。

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