ヴィクトリアゴルフ世田谷店・佐藤です。
ヨネックス『Royal EZONE Extra Spec ドライバー』の印象をお伝えします。

ヨネックスが2020年4月に発売したクラブです。『Royal EZONE』シリーズは、国内工場にて精密なカーボンテクノロジーによる“飛びの自信を覚醒する”をテーマに、飛距離増大にこだわって開発しています。カーボンという素材について、ヨネックスはテニスやバトミントンのラケットの開発などで素材の特性を知り尽くしています。このドライバーは最先端のテクノロジーを詰め込んで飛距離性能アップを狙っています。

さらに、『Royal EZONE Extra Spec ドライバー』は所有することへの満足度の高さにもこだわっています。細部にわたって高級感を感じられるように丁寧に作ってあります。

注目した点は、前モデルが超長尺の46.25インチという長さだったのが、新しい今作は45.75インチと短くなったことです。ミート率を上げつつ、飛距離アップしやすい長さということなのか、と考えてしまったのです。

世田谷店のお客様で『Royal EZONE Extra Spec ドライバー』を知っている方はほとんどいません。不思議なのですが、世田谷店に来店するお客様は、ヨネックスのクラブに興味を持ってもらえないのです。テクノロジーを始めとした優位性を説明しても、なかなか試打をしてもらえません。

特にこのドライバーはかなり高額な価格帯になるので、お客様は仮に結果が良くとも買わない、と躊躇するようです。

ということで、お客様が打った印象についてはデータがありませんが、自分で試してみると、ちょっと面白いドライバーだと一発でわかります。

まず、初速が出ます。これは市場にあるドライバーでトップレベルです。そのまま飛距離性能に直結します。飛距離が出るドライバーです。

高弾道で、しっかりとらえたボールが出ます。ドローが打ちやすいドライバーというよりも、スライスが出にくいドライバーになっています。

スライスを防ぎたくて、かつ、飛距離が欲しいゴルファーにオススメです。

飛距離性能が最も発揮されるのは、40m/秒以下のゴルファーのように感じました。しっかり振れる女性ゴルファーやシニアゴルファーにもオススメです。

『Royal EZONE Extra Spec ドライバー』は、口コミで売れるクラブだと感じました。つまり、購入したゴルファーが飛距離アップしたのをコースで見た同伴者が、興味を持って試打をして、結果に満足して購入し、そのゴルフ仲間が同じように……　と連鎖して売れていくような気がします。

佐藤一樹
目の肥えたお客様が多いヴィクトリアゴルフ世田谷店でチーフを務める。