ストロークラボ BLACKシリーズ『BIRD OF PREY』
これにより、再現性が高くなり、易しさや構えやすさ、インサートの打感も過去に類を見ないほど向上した。
初めてこのパターを見たとき、オデッセイの歴代パターを再確認してみたが、似たようなヘッド形状はひとつもなかった。
『MARXMAN』と『WHITE HOT PRO HAVOK』を少しずつ加え、さらに『TERON』の大胆さを取り入れたが、全体としてまったく新しいデザインといってよいだろう。
これまでもオデッセイは、変わった形を試すことを怖れなかった。もちろん2ボールや『#7』系統もたくさん作ったが、その一方で『D.A.R.T.』や『SABERTOOTH』も存在する。
彼らが設計上のリスクを負ってくれることに感謝しつつ、ストロークラボでSABERTOOTHをぜひ作ってほしいと願う。
『BIRD OF PREY』はオデッセイの「慣性モーメントありき」のマレット設計を踏襲している。
オデッセイの最近のマレットパターと同じく、重量を両端に配分、複合素材を使用、内部を大幅に削り、結果として周辺部の重量をさらに増加させている。
オデッセイによると『BIRD OF PREY』の慣性モーメントは5712。競合製品を1000〜1500ほど上回っている。
オデッセイが採用する素材と設計のおかげで、パターヘッドが大きくなりすぎないのもポイントだ。『BIRD OF PREY』は『EXO 2-BALL』より少し小さい程度だ。
続いて、ストロークラボ BLACKシリーズ『TEN』についてだ。
(MYGOLFSPY JAPANでこの記事全文を読む)
