「非力でもぶっ飛ばせるホンマのドライバーを体感せよ!」 by ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典
『T//WORLD XP-1 ドライバー』のシャフトを「微短尺」と本間ゴルフは命名したようですけど、長さは45.25インチです。更に面白いのは、純正の「VIZARD 43」シャフトは、トルクが6.8もあることです。一般的なカーボンシャフトは、3〜5ぐらいのトルクですから、かなり大きな数字です。このトルクにシャフトでもミート率を高めるという秘密が隠されているそうです。
コースに持ち込んで打ってみました。
<試打スペック>
ロフト角 9.5度/シャフト VIZARD 43(S)
『T//WORLD XP-1 ドライバー』は、最大で235ヤード、平均で227ヤード飛びました。ヘッドスピード40m/秒の僕からすれば、トップランクの飛距離性能です。もう一つ、良かった点は、弾道が美しく、強いことです。
打音は強いインパクトを連想させる良い音です。それなのに、打ち応えは、フェースに乗る感じで柔らかめなのです。ロフト9.5度とは思えないほどの高弾道が出ます。ナチュラルに打つと、ややドローがでます。
『T//WORLD XP-1 ドライバー』は、振りやすいのに、振りすぎにならないちょうど良さがあります。バランスが良いスイングをしっかりすれば、オートマチックに強いボールを連発できるドライバーです。
『T//WORLD XP-1 ドライバー』は、ドライバーショットがヒール目に当たってミスすることが多いゴルファーに、強くオススメします。ドローボールでコースを攻略したいというゴルファーにも『T//WORLD XP-1 ドライバー』はオススメですし、ホンマは難しいと敬遠していたゴルファーにもオススメです。
ヘッドスピードが速いゴルファーには『TW747』があります。『T//WORLD XP-1 ドライバー』の「XP」は「Extra Performance」の略です。新しいゴルフを切り開く武器として、『T//WORLD XP-1 ドライバー』を打ってみるべきです。
コメンテータープロフィール
ロマン派ゴルフ作家・ゴルフギアライター。ゴルフショップのバイヤー、広告代理店を経て、現在はゴルフエッセイストとして活躍中。