「ハイドロ・マイクロ・グルーブ」
デシャンボーが、ボールに水をかけて、どれくらいウェッジパフォーマンスに影響するのか確認するのを見て笑うかもしれないが、決して間違ってはいない。
水に濡れた状態では、スピン量が30%以上減り、驚く程打ち出し角が大きくなる。Glideウェッジ発売時に、「疎水性」というゴルフ用語を初めて持ち出したのはピンだった。
疎水性とは、水分を飛ばす仕様のことをいう。それ以来、グルーブの主な役割は水分を発散させることになった。グルーブと疎水性がキーワードと分かれば、ミズノが便乗したのも納得である。
そこでミズノはウェッジフェース底部にスコアラインを加えた上に、水分をコントロールするためのフェースミーリングを増やして「ハイドロフロー・マイクロ・グルーブ」を作った。
では、「ハイドロ・マイクロ・グルーブ」の効果はいかほどか?ミズノによると、かなりの効果が期待できるという。
そのマイクロ・グルーブがあることにより、競合品と比較テストを行った結果、T20ウェッジは大健闘を見せた。
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