ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

【新たなる角溝】キャロウェイ『JAWS』ウェッジ、識者レポ乱れ打ち。筒「ウェッジ上手になれる」

キャロウェイの大人気ウェッジ『MD4(マックダディ4)』の後継機種がついに登場!その名は『JAWS(ジョーズ)』。サメのようにガブリと食いつく溝が特徴だとのこと。これはコースで試打するっきゃない!

配信日時:2019年9月19日 14時35分

P編 「40ヤード弱とか、やめてよマジで……」

52°も58°も、アイアンの流れで構えやすくなっています!

52°も58°も、アイアンの流れで構えやすくなっています!

―― 当日予約は無理で、後日 ――

筆者 「じゃあ、改めて我々ヘタクソが打って『JAWS』ウェッジがどうなのか? その辺りをしっかりチェックしましょう。キャロウェイいわく、特に40ヤードとか、ヘッドスピードを上げられない領域で【ナナメ角溝】が効いてくるという触れ込みですが……」

P編 「40ヤードねぇ〜〜。いつも練習する時に看板がある30ヤードとか、50ヤードならいいんだど、40ヤード弱って一番中途半端なんだよ……。私の場合、アプローチイップスでかれこれ20年以上悩んでるからさ、フルショットはいいんだけど、中途半端に近い距離ほど嫌なんだよなぁ……。そこのテストは、筒さんと長岡でやってよ。イップスが悪化しちゃいそうだから……」

―― カシュッ(筒が既にテスト開始)――
1球目から、『MD4』(左)よりもイイ!と興奮する筒

1球目から、『MD4』(左)よりもイイ!と興奮する筒

筒 「おぉ〜〜〜、こう来ましたかァ〜〜〜。コレはイイわァ〜〜〜」

筆者 「えっ、なになに?(進行役はボクだって!)」

筒 「コレ、キャロウェイの言ってることは分かりますよ。いま20ヤードくらいのFWからマリガンしてピッチエンドランで『MD4』と打ち比べましたけど、『JAWS』の方が出球が低いですし、球が乗ります。ロフトも同じ58°ですが、ファーストバイトがキュッっと勢いが死んでくれるし、転がる距離が1mくらい少なくなりました。

まぁ、『MD4』は試打クラブで多少の摩耗もあるけど、『JAWS』は新品だし、その差もある可能性もありますけど……。でも、フェースに乗るからか、打感まで良くなった気すらしますし、方向性まで良くなってる。村田さんが嫌がってた40ヤード弱のラフも良かった!多分、ソール形状のせいもありますよね、『MD4』の方が突っかかるのでヘッド挙動が悪さします」

P編 「フェースに球が乗るから、イップスにイイ!」

―― カシュッ!(P編も結局、打ちまくる) ――

P編 「どれどれ貸して!(任せると言っていたのに、筒の結果を見て打ち始める)おぉ〜〜、70ヤードのFWだけど、58°でバックスピンしたね。これ、むちゃくちゃインパクトで球が乗るね。(面白い、やっぱりフルショットなら行けるな…)

筒さん、短い距離も打ったけど、けっこうヘッドスピードを上げられるよ。ロフトが58°なこともあるけど、球がゆっくり飛ぶ感じだから、20ヤード弱でも恐る恐る打たなくていい。私でもけっこう思い切って打てる。こういうイップスの直し方もあるのかなぁ……」

筆者 「村田さん、全然フォロー取れてるし、スムーズに振れてるじゃないですか!(あんなに酷いイップスだったのに)」

P編 「そうなのよ。筒さんが言うように『MD4』と比べるとソール形状がいいんだろうね。適当に打てるというか、『MD4』だと変な地面の跳ね返りを感じたけど、『JAWS』は接地がスムーズだね。これならアプローチイップスの私でも、ちゃんとした試打になるかも!(超喜ぶ)」

筆者 「村田さん、嫌がってた35〜40ヤード付近で打ってみて。あと、ラフからも」
―― サシュッ!✕3(ワンピン以内を捉える) ――

P編 「どうだッ、長岡! どうせミスすると思って、私のこと舐めてただろう?

筆者 「………。(バレてたか…)村田さん、同じショットを3回もやったら、そりゃ寄るのは当たり前でしょ! (決して認めない)」

P編 「分かったよ…。マリガン試打じゃ褒めない気だろ? それなら、一発勝負してあげる。ここからはスコア付けて回るから。1球1球その状況で勝負してベタピンに寄ったら私のことを認めるよな?」

―― カシュッ! ――

P編 「すべらんなぁ〜、おジョーズですって言えよ!」

ベタピンの結果に、ドヤるP編……

ベタピンの結果に、ドヤるP編……

P編 「今の見た!? 20ヤード弱のラフからベタピンだよ? 転がりが穏やかだから、安心して落とし所に集中できるね!(ドヤ顔)っていうか、何!? 今の結果でも認めないの!? いくら『JAWS』が【ナナメ角溝】だからって、君まで斜に構えてどうする!? 1球勝負でベタピンに寄せたんだし、【すべらんなぁ〜】とか【おジョーズです】くらい言えよッ!!!

筆者 「(無視して)いや『JAWS』なら普通でしょ」

P編 「ぐぬぬ……、天の邪鬼め……」

筒 「アイタタタ…………。長岡さん、鋭いッ!!!(大声)」

筆者 「でしょ? ボクは村田さんの思惑どおりの褒め言葉なんて、簡単には言いませんから!(キリッ)」
この、大げさな顔!!!

この、大げさな顔!!!

筒 「違う違う。『JAWS』の【ナナメ角溝】がヤバいほど鋭いって言ったの。横向きに指をコスったら、切れちゃうかと思いましたよ! そりゃ手で投げるより寄るなぁ〜と。これなら固いディスタンス系ボールでも勝負できますよ? 手でポーンと投げたみたいにフワッと柔らかい球で、ランの計算できる球が打てます。

それでいて『プロV1』を使うと、フォローで低くヘッドを出して、ファーストバイトをキュッ!っとスピンショットも出来る。共通してるのは、どんな球を使っても、左右の出球のズレが少なくなることです。ヨコにズレないから手みたいに、ポーンとラクに距離感を合わせやすくなります

筆者 「………。(そっちの鋭いかよッ!)筒さん、アプローチの結果は【お上手】でしたけど、その大げさな痛がり方は大根役者っていうか、【超ド下手】ですからッ!」

筒 「よしっ! 演技はすべりましたけど、アプローチは【おジョーズだ】って認めましたね? そっちが正解です!!!」

P編&筆者 「………。(もうええわ!)」

Text/Mikiro Nagaoka

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト