トップしたのにグリーンで止まった!?
村田「最初はタテにヨコにブレないなんて本当?って疑ってたけど、ここまで何球か打ったら、かなりTシリーズ気になってきたよ。思った以上に面白いアイアンだね」
田辺「まだまだテストは始まったばかりですよ。次は残り170ヤードのフェアウェイから打っていきましょう」
筒「グリーン手前に池がある嫌なシチュエーションですね。でも、こういうところでしっかり乗ってくれたら間違いなくスコアメイクが楽になりますよ」
村田(『T200』7番)ーーーカツッ!ーーーピン左3メートルにオン
筒(『T300』7番)ーーーピシッ!ーーーピン手前7メートルにオン
田辺「いや〜全員1発勝負でグリーンオンしましたね。ボクはアゲインストの分、ピンには届きませんでした」
村田「……」
田辺「村田さん、どうしました?」
村田「今のショットね、けっこうトップしちゃったんだよ。完全に池かと思ったら、ボールが普通に飛んでてビックリ。しかも落ちてからスピンも効いてたね」
筒「実はボクもハーフトップ気味だったんですよ。そもそもグリーンに届くか、届かないかギリギリの7番で打ってみたのですが、しっかり距離出てましたね。普通なら届かないですよ」
田辺「正直、傍から見ていて、トップしたボールには全然見えませんでしたよ? しっかりスピンが効いてましたし」
村田「タイトリストがグリーンに乗っちゃうといった意味がわかってきたね。たしかに今までにないミスヒットへの強さだと思うよ」
ラフからの150ヤード 秀逸な抜けの良さ
田辺「本当にみんなグリーンに乗っちゃいますね……。今日はテストなのでパターしてませんけど、バーディチャンスがいくつもありました」
筒「みんな、かなりのパーオン率ですもんね。ちゃんとプレーしたら相当いいスコアが出そうです」
村田「Tシリーズは本当にブレが少ないね。『T200』以外のアイアンも打ってみたけど、構えやすさとか、打ちやすさは共通していて、球筋だけが変わる感じだった」
田辺「ボクもいろいろ打ってみましたが、『T300』の飛び方に驚きました。重心が深いからか、すごく打ち出しが高いのに、ボールが前に伸びるんです。感覚的には吹け上がって大ショートかと思ったら、しっかり想定した距離が出ていましたね」
筒「『T300』は高さが出るだけでなく、適正スピンが入ることが魅力ですね。打ち出し高さと直進性のバランスが秀逸で、着弾距離の揃い方が驚異的です」
田辺「フェアウェイからの性能の高さは検証できたと思うので、次はラフから行きましょう。距離は150ヤードで!」
村田(『T200』9番)ーーーズバッ!ーーーピン手前6メートルにオン
筒(『T300』8番)ーーースパッ!ーーーピン左5メートルにオン
村田「田辺くん……『T200』とはいえ、残り150ヤードからPWはやりすぎだよ」
筒「今のはヤバかったですね…。しかも、ベタピンだし」
田辺「『T200』はPWでロフト43度なので、振ればいけるかと思いまして。『T100』の操作性も魅力ですけど、『T200』の直進性の高さからくる飛距離性能は今までにない感覚ではまりそうです」
筒「どのモデルもそうですけど、リーディングエッジの角を取っているので、打ち込んでも刺さらないし、抜けもいいですよね」
村田「たしかにけっこう強いラフでも楽に抜けたね。シャープな見た目だから、構えたときのイメージもいい」
田辺「気持ちいいから、いくらでも振り抜けますよね!」
村田・筒(あんだけ振れりゃ気持ちいいだろうね……)