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ディアマナ第4世代の最新作!『ディアマナZF』は飛ばす喜びを実現する

text by Kazuhiro Koyama

配信日時:2019年8月26日 15時00分

豊富な選択肢から、ベストスペックを選ぶ!

試打会では、多くのアマチュアが発売前の『ディアマナZF』を興味津々で打ち比べていた。ゴルフ歴20年という、T.Iさん(45歳)はスライサーでの打てる懐の広さに好感触。

「打ち出し角が高く、強いボールでつかまってくれました。『ディアマナ』には叩けるハードヒッター向けという印象がありましたが、スライサーの私でも十分打てる。シャフトの挙動が鋭敏で、しなり戻りのスピード感を感じました」

50g台のSRかSフレックスが、タイミングが取りやすく、結果も良かったという。

もともと『ディアマナDF』の60Sを使っていたというM.Iさん(61歳)は、挙動のスムーズさがビッグドライブに結びついた。

「『ZF』は、どこか1ヶ所にしなりのポイントを感じなくて、全体的にスムーズにスイングできます。手元調子が好きだったのですが、軽くして振り切ったほうが、飛距離が出ているようです」

その言葉通り、50g台のXにすると、240ヤードを超える大きな飛びに。ヘッドスピードがそれほど速くなくても、Xフレックスのほうがタイミングが取りやすいゴルファーは、一定数存在するようだ。

筆者も試打してみたが、意外にも70g台、80g台という重量級シャフトでも結果が良かった。軽くすることで、よりスピードを出すことが出来、飛距離アップに繋げられるゴルファーもいれば、重くすることで、タイミングが合いスイングが安定するゴルファーも存在する。多くの人は、ヘッドスピードだけで重量帯やフレックスを選んでしまいがちだが、実際には人それぞれに、パフォーマンスが良いシャフトは異なるのだ。
なんと40g台もラインナップされた

なんと40g台もラインナップされた

それを踏まえ、今回の『ディアマナZF』は、なんと40g台もラインナップ。40g台から80g台まで重量帯が揃い、フレックスも40g台には「R2」、50g台から上は「TX」が用意されるなど、実に幅広くゴルファーのニーズに対応しているのが、大きな特徴になっている。これだけあれば、ピタリとタイミングがハマるシャフトに出会えるだろう。
ヤマハの本気が詰まった、"飛んで曲がらず操作もできる"新RMX

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今回の試打会で言えば、ヤマハの『RMX 120』は現代のオーソドックスなモデル。飛距離性能が高く、曲がりにも強いが、操作性も備えている。『RMX 220』は最大級の慣性モーメントとつかまりの良さが特徴だ。好対照のモデルなので、同じゴルファーでも合うシャフトが2モデルで異なるという例も多かった。どちらも、ヘッドとシャフトのスペックがハマれば、さらに優れたパフォーマンスを発揮できるドライバーだ。

スピーディーな振り抜き感と分厚い当たりが、『ディアマナZF』の魅力。マッチしたシャフトなら、振れば振るほどタイミングよく、スピードも上がってくる。これは、試打室で測定器を頼りにフィッティングするよりも、練習場やコースなど、より広いフィールドで爽快にかっ飛ばすほうが、良い結果が得られそうだ。豊富な選択肢を活用して、先入観なく、スペックを選んでみて欲しい。自分のパフォーマンスをさらに引き上げてくれるだろう。

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