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ドルフィン『ランニングDRW-119』『フライングDFW-119』ウェッジがYouTuberと初心者女子にハマった件

「キャスコのウェッジ、超面白いですよ!」と筒から一報が。初心者とのラウンドで試してみたところ、かなりの結果が出たとのことで、「面白いから載せて!」と言うのですが……。

配信日時:2019年4月3日 11時59分

筒からの試打レポ掲載依頼。「面白いから載せて!」

PCM筒康博(以下、筒) 「長岡さん、新しく発売になったキャスコのドルフィン『ランニングDRW-119』『フライングDFW-119』ウェッジが面白いんです!余りに気になってしまって、YouTuberの【へたっぴゴルフ研究所】とラウンド対決に持ち込んで、ぶっつけ本番のテストをしてきました!」

筆者 「え? 何、まったく話が見えないんですけど…。YouTuber?へたっぴ? というか、筒さんからテストを仕掛けるって、珍しいパターンですね…」

筒 「(無視して)そもそも、『ランニングDRW-119』はロフト39度のいわゆるチーパー的な転がすアプローチ専用クラブ、『フライングDFW-119』はロフト55度のアプローチウェッジ的な上げて寄せるクラブ。僕もコースで試してみましたが、今回は人気インドアレンジ「Kz」の女性店長にも試してもらって、かなり面白い結果になりました。まず見た目に関してこう言ってましたね」
YouTuberのダ・バード氏は『ランニングウェッジ』にニヤリ

YouTuberのダ・バード氏は『ランニングウェッジ』にニヤリ

YouTuberダ・バード(筒憑依) 「俺っちの得意なランニングアプローチを更に引き立たせるイメージがあるっす!実はウェッジで高く上げるのが苦手で、アプローチはもっぱら転がし専門。でも、専用クラブがあるなら是非使いたいっす。今日はringolf宮下さんとガチ対決。風も強いし、絶対にアプローチ勝負になるので『ランニングDRW-119』で勝ちます!」

筒 「一方『フライングDFW-119』は?というと…」

女性店長(筒憑依) 「私たち女性ゴルファーのクラブって、軽いモデルが多いです。ピンの近くから打つ場合は1本重さを感じるものもあると良いかなって思います。『フライングDFW-119』は見た目も可愛いし、ドルフィンウェッジってアプローチウェッジの人気クラブですよね?」

筆者 「勝手に憑依して登場人物増やすのやめて…」

ダ・バード氏、奥からのアプローチを見事ベタピンに…

ダ・バード氏、奥からのアプローチを見事ベタピンに…

筆者 「………。(筒の憑依モノマネに閉口…)筒さん、さっきから憑依して喋ってますが、正直、気持ち悪いですよ。モノマネばかりしてますけど、元の人の話し方がわかんないんだから、その精度がどうなのか、ボクにはわかりませんから!(怒)」

筒 「(さらに無視して)ダ・バードさん vs ringolf宮下さんのYouTuber対決では、台風ばりの大風の中で、アプローチ下手のダ・バードさんのランニングアプローチが炸裂したんですよ」

ダ・バード(筒憑依) 「これヤバいっす!かなり変なところからでも無理やり使ってみましたが、とにかく距離感がつかみやすい。グリップも太いから手首をこねずに打てるしパター感覚でコツン!って打てるから勝手に寄せられた気がしますよ」

筆者 「(呆れて)筒さん、本当に彼、そう言ったんですか? あなたの憑依コメントが中々入ってこないんですけど…?」
筒もランニングウェッジでベタピンに…

筒もランニングウェッジでベタピンに…

筒 「なんと言われようが、今日はこのまま行きます!(キリッ) 今回のウェッジは、ソール形状が面白いですよね。ランニングウェッジも、フライングウェッジも、ギザギザで特殊に見えますが、多少のハードライでも真ん中のソールが邪魔しないので、結果的に抜けが良いです。

トゥとヒールのソールは広めになっているから、ざっくりの心配も少ないのでシビアなインパクトをしなくても良い。
ちなみに僕も打ちましたが、重さがあるのでアイアンでランニングアプローする時よりも転がり過ぎてオーバーする心配がめちゃくちゃ少ないのが【使える!】ポイントに感じました」

筆者 「………」

女性店長(筒憑依) 「振り子みたいに重さで振れる」

初心者の女性店長も、「振り子のイメージ」とフライングウェッジで寄せます

初心者の女性店長も、「振り子のイメージ」とフライングウェッジで寄せます

女性店長(筒憑依) 「アプローチするクラブを入れる余裕があるから、専用クラブって嬉しいです。私が使った55度のフライングウェッジは、重さに任せて振り子のように振りやすかったです。上げるアプローチの時に怖いのはダフリとトップですが、このクラブだとそこを気にしなくても自然とヘッドが滑ってくれるので上手く打てました!重いですけど、20ヤード以内なら、私たち女性ゴルファーでもこのまま使えますね!」

筆者 「………。(女性っぽいモノマネだけはやめて…)」
筒、アゴ高の名物バンカーからフライングウェッジで脱出!

筒、アゴ高の名物バンカーからフライングウェッジで脱出!

筒 「上げるアプローチって、ボールの位置とか軌道とか、とにかく色々考え過ぎて苦手になっている【隠れイップス】も多いと思いますよ? でも、このクラブはソールの下部分に重さがしっかりあるので、まずトップの心配がない。こんな感じで振り幅だけでポーンとスイングすれば勝手に上がって寄るアプローチができました。

ラクです、このクラブ。ちなみに名物バンカーでも打ちましたが、一発脱出成功。ヘッドもクラブも重さがあってパターみたいに短いので自分で距離感を作りに行かなくても打てるのが不思議な感じでした。長岡さん、そこまでボクたちのレポートを疑うなら、室内だけどちょっと打ってみれば?」
筆者も試しましたが、フライングウェッジの方が好きです…(転がしは苦手)

筆者も試しましたが、フライングウェッジの方が好きです…(転がしは苦手)

―筆者もランニングウェッジ、フライングウェッジを打ってみた。まず、ランニングウェッジは長さが短いので、ボールの近くにアドレス出来る上、その重さから限りなくパターに近いのでラクだった。とにかく、打点のブレもないし、ダフリもトップも皆無な印象で、これならミスがないから距離感が合うのも分かるなぁと。

フライングウェッジもくびれたネック形状が独特だなぁ…と思いつつも、重さの効果でミスが出づらかった。そして、ソールが滑る滑る…。重さもソールもテクニックや細工が入れられないジレンマはあるものの、初心者には超お助け。繊細になり過ぎて自分でミスを作り出している人には、クラブがゴルフを簡単にしてくれると感じた。(筆者には繊細さは必要だが…)―


筒 「どうでした? ボクのレポート通りだったでしょ?」

筆者 「………。(悔しいので、無視し返したる!)」

筒 「何で無視なんですか!!!」

Text/Mikiro Nagaoka

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