キャロウェイから、オデッセイの新商品発売の連絡が届いた。
「ブレードながら大型マレットのような安定感を持ち、ツアーでも大活躍を続けている『TRI-HOT 5K』パターが、新たな顔ぶれにチェンジされることとなりました。従来から存在した『ONE』『TWO』『DOUBLE WIDE』『TRIPLE WIDE』はそのまま継続され、『DOUBLE WIDE』『TRIPLE WIDE』にはそれぞれ2つのネックタイプを用意。
そして今回最も注目なのは、マレットの『ROSSIE』(ネック2種)と『SEVEN』(同3種)が仲間入りを果たしたことです。オデッセイでも人気の形状に、5K=5000というとてつもない高慣性モーメントが加わることで、よりパッティングへの自信は深まるはずです。全てのモデルに新デザインのSTROKE LABシャフトが採用されています」(同社広報)
■マレット型でも5Kなら大歓迎!
昨年の「ブレード型なのに高MOI」という形状の縛りを開放し、ラインナップが拡大されたが、昨年石川遼が勝利した『THREE』は外れてしまった。代わりにジョン・ラームの勝ちまくりで注目度を増す『ROSSIE S』や、ザンダー・シャウフェレが好むツノ型クランクネック『SEVEN CH』という、マレット型のエースがチーム入り。
人気の形状に巨大なMOIが足されて歓迎しないゴルファーは少ないだろうが、サイズ面では下記の注意点も。「ROSSIEとSEVENは通常のヘッドサイズの場合、フェース長がやや短いため、そのままで5Kの慣性モーメントを実現することは難しいということで、充分なフェース長を確保するべく、ややヘッドサイズを大きくしています」。
また、人気の幅広ブレードも微妙に改良されており、「今回の『TRIPLE WIDE』は前作から少しフォルムが変わり、トウ側とヒール側の横の面が下に向かって広がっていた部分を、垂直にストンと落ちた形状にしています」とのこと。鮮やかなレッドに一新された全てがSTROKELABシャフト装着モデルは1本税込60,500円となる。