「国内女子ツアー『伊藤園レディス』にてフジクラシャフト使用者が勝利し、年間女王獲得に貢献。自社調べでは、国内女子ツアー開幕から全戦でブランド別使用率No.1を獲得しています」(同社広報)
年間女王とは、もちろん、今季のメルセデスランキング1位に輝いた山下美夢有のこと。フジクラのツアーサポートを受け、今大会でもUTシャフトを『スピーダーTRハイブリッド』に変更することでドローの曲がり幅を改善。ツアー担当はこう話している。
「UTに入れているVENTUS HB7Sが、少しつかまるということでTR HY 75Sを提案し、早速使用に。練習でVENTUS HB7Sを確認すると適度に間も取れて良かったのですが、しなり量の少ないTR HYの方がコンパクトに振れるようになり、ヘッドの戻りが良くなったためドロー幅が落ち着きました。飛距離もですが、スピン量、落下角も非常に良く試合で使ってくれました」(ツアー担当・貞包氏)
また、PGAツアー『ケイデンス ヒューストンオープン』でダレルサーベイ調べのブランド別使用率31.8%を記録し1位を死守。なお、先週の国内男子ツアーでは開幕から続けたブランド別使用率No.1の座をグラファイトデザインに明け渡していたが、『三井住友VISA太平洋マスターズ』でも同様にわずか1人差の38.9%で2位となっていた。