ライアン・パーマー

2000年にプロ転向。レギュラーツアーデビューは04年と時間を要したが、同年の「フナイクラシック」でツアー初優勝を果たした。その後08年と10年に勝利を挙げるが、予選落ちも多く、優勝争いの次戦にあっさりと予選落ちということも少なくなかった。

17年は夫人が乳がんにかかるなど、精神的な疲労も重ねって極度のスランプに。長年守り通してきたシードを手放すが、翌18年にはフェデックスカップランク63位でシード奪還。18-19シーズンではジョン・ラームとタッグを組んで挑んだチーム戦「チューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズ」で9年ぶりの勝利を遂げた。チャリティーにも熱心で、自身が設立した「ライアン・パーマー財団」でジュニアゴルファーの支援などを行っている。