1922年から始まった歴史あるトーナメント。舞台はグレッグ・ノーマン設計のTPCサンアントニオ AT＆Tオークスコースで、設計コンサルタントとしてセルヒオ・ガルシアが携わっている。テキサスの丘陵地にオークの木々が効果的に配される戦略性の高いコースで、例年スコアが伸びにくく、ハイスコアゲームがこ今大会の常となっている。2011年大会でケビン・ナ（米国）が9番パー4で叩いた「16」も記憶に新しい。昨年大会ではケビン・チャペルがブルックス・ケプカの猛追を1打で振り切り、念願のツアー初勝利を飾った。前出のガルシアを除き、世界ランクトップ10からのエントリーはなし。強豪不在の今年も初優勝者の誕生が期待される。