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ステップ最少ストロークタイ「64」で逆転優勝の高木萌衣「こんなに早く2勝目を挙げられるとは」

ステップ最少ストロークタイ「64」で逆転優勝の高木萌衣「こんなに早く2勝目を挙げられるとは」

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2018年7月26日 17時26分

カストロールレディース 最終日◇26日◇富士OGMゴルフクラブ 市原コース(6,473ヤード・パー72)>

ステップ・アップ・ツアー第14戦「カストロールレディース」最終日。首位と5打差の1オーバー・31位タイからスタートした高木萌衣が、8バーディ・ノーボギー、自己ベストを3打縮める「64」をマーク。ステップ・アップ・ツアーの18ホール最少ストローク、大会最少ストローク(2014年・香妻琴乃)に並ぶ好スコアで、トータル7アンダーまで伸ばし、4月の「パナソニックオープンレディース」以来の2勝目を挙げた。

高木萌衣 特選フォトギャラリー<女子プロ写真館>

「昨日はマネジメントができずに、イケイケでプレーしてしまったので、今日はしっかりと考えながらゴルフをしよう」という気持ちで臨んだ最終日。1番でバーディ発進すると、前半だけで4バーディ。「こうなったら伸ばせるところまで伸ばそう」と臨んだ後半も、4つスコアを伸ばしてホールアウト。終わってみれば、後続に3打差をつける快勝で締めくくった。

この日は「ティショットではなく、セカンド以降でファーストパットを打ちやすい位置に球をつけよう」というマネジメントが冴えわたり、8つあったバーディパットはいずれも3〜5mにつけたもの。それを次々と沈め、スコアカードにバーディを刻み続けた。

プロ初優勝を挙げた「パナソニック−」では「来年はレギュラーツアーに戻りたいです」と意気込みを語っていた高木。ここまでは高い壁に弾かれきた。2016年から2017年にかけて、21試合連続予選落ちという苦汁を舐める経験も。しかし「この時はスランプで苦しかったです。でもそれがあったから、今は多少悪くても『あの時に比べれば』と思えるようになりました」と、いまでは大きな糧になっているという。

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