■笑顔でプレーすればいいことがある!
そんな宮澤の強みはどこにあるのか。「まずは笑顔ですね。笑顔のほうがプラスになるから笑顔でいます、ということで」と、いつもニコニコ。下村が宮澤に聞いたところ、「普段はのんびり、ゆったりしているとのことです。会話中もゆったりした時間が流れましたね(笑)」と、笑顔を絶やさず話してくれる優しい性格が魅力だ。
プレー中も基本的には笑顔でいることが多い。カメラマンがレンズを向ければ、とびっきりの笑顔で返してくれる。スマイルを忘れない宮澤だが、もちろんショット時は真剣な眼差し。最近では飛距離も伸びてきており、「フェアウェイキープ率も高いので、いいところからセカンドが打てるからパーセーブ率も高くなったようです」と安定感が増している。
現在のパーセーブ率は6位でパー4の平均ストロークが2位。「アプローチが安定しているので、ピンを狙って行って外したとしてもパーを拾えるから、より狙おうとなれる。その結果バーディ率が上がっているので好循環ですね」と、現在は平均バーディ数も8位だ。
また、「宮澤さんはスイングのことなども自分で改良し、いろいろとチャレンジしています。ミスしたときも自分を責めずに、前向きに考え改善していくことができる。チャレンジできる性格。そんなときでも楽しんでいるように見えます」と下村がいうほど、いまは上達していく自分のゴルフが楽しくて仕方ないのかもしれない。

